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「総合型選抜」でもう迷わない、スタディプラスが特集ページを開設

スタディプラス株式会社が、学習管理アプリ「Studyplus」に総合型選抜に関する特集ページを開設

スタディプラス株式会社は、学習管理アプリ「Studyplus」において、「総合型選抜」に関する特集ページを開設したと2025年6月6日に発表した。この取り組みは、大学選びに悩む高校生が効率的に情報を収集できるよう昨年度から実施しており、今年度は参画大学を増やすなど、さらに充実した内容で展開する。

近年、大学受験を取り巻く環境が変化しており、総合型選抜や学校推薦型選抜を利用する受験者が増加している。文部科学省の調査によると、2023年度の総合型選抜(14.9%)と学校推薦型選抜(36.5%)を合わせた入学者数は、一般選抜(48.9%)を上回る51.5%となった。

スタディプラスが実施したアンケートでは、大学選びにおける課題として「受験対策や学習方法の不安」(48.8%)、「経済的な負担」(46.6%)、「入試制度や選考基準の複雑さ」(41.0%)、「学部・学科の選択肢が複雑」(30.0%)などが挙げられている。

大学選びにおける課題(2025年3月「進路選択に関する調査」)

従来の一般選抜と異なり、年内入試ではエントリーシートの作成や面接対策が必要である。同社は、「入試制度や選考基準が複雑でわかりにくい」「学部・学科の選択肢が多くて迷ってしまう」といった受験生が感じる課題に寄り添うため、特集ページの公開に至った。

新たに公開された特集ページでは、志望エリアと総合型選抜の特徴から検索できるタグ機能を搭載。関心のあるキーワードからハッシュタグ検索を行うことで、自分に適した入試方式を見つけることが可能だ。各大学の情報も整理されており、大学とのマッチングをサポートする内容となっている。

志望エリアと総合型選抜の特徴から検索できるタグ機能を搭載

Studyplusは、日々の学習記録を可視化し、学習者同士でシェアして励まし合うことができる学習管理アプリで、累計会員数は900万人を超える。同社によると、大学受験生の2人に1人以上が同アプリを利用しており、進路選択における情報収集ツールとして定着しているという。