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「理系は増えるべき」が66.9%、ただし「忙しそう」─スタディプラスが高校生に理系のイメージを調査
2025年12月17日 12:03
スタディプラス株式会社のStudyplusトレンド研究所は、「理系に対するイメージ調査」の結果を2025年12月16日に発表した。
調査対象は全国の学習管理アプリ「Studyplus」ユーザー(高校1、2年生)。12月2日から12月4日にかけて「Studyplus」上で調査を実施し、3,104名から回答を得た。内訳は、高校1年生が1,450名(女子980名・男子429名・答えたくない41名)、高校2年生が1,647名(女子1,040名・男子562名・答えたくない44名)、その他8名。
調査結果からは、国内で「理系人材は増えるべき」と考える高校生が約7割に達する一方、「理系への進学=多忙・男性が多そう・お金がかかりそう」というイメージがあることが明らかになった。Studyplusトレンド研究所では、「本来は、文系・理系といった枠組みや経済的な事情に縛られず、自身の志向に沿った選択ができることが理想だと考える」とコメントしている。
・「理系」が苦手だから「文系」は20.5%、その逆は3.5%
文理選択の決め手になったことを文理で分けて分析すると「将来なりたい職業があるから」は理系が48.2%で、文系より22.2ポイント高くなった。一方、「苦手だから(選ばなかった科目が)」は文系の生徒が20.5%選んでおり、理系と17ポイントの差が出た。
・「国内で理系は増えるべき」は66.9%
一方で、「国内で理系を専攻する人が増えるべき」と思っている人は66.9%で、「いいえ」は33.1%となっている。
・「理系のキャリアは活躍しやすい」は、男性が女性より約13ポイント高い
理系のキャリアに関する設問では、理系が活躍しやすいと考えている割合は、全体で49.6%。そのうち男性が58.7%、女性が45.5%で、男性が女性より約13ポイント高くなった。
・理系のイメージは「勉強や研究が忙しそう」「男性が多そう」など
理系へのイメージについては、「勉強や研究が忙しそう」が8割、「男性が多そう」が7割となった。次に多いのが、「就職に強そう」と「生涯年収が高そう」で6割。「お金がかかりそう」「将来の選択肢が広がりそう」は5割となっている。
・経済的な心配がなければ文理で別の選択をした?
文理選択において、経済的な心配がなくなったら別の選択をしたかという設問に対しては、「学費は関係ない」が80.1%、「迷ったと思う」が15.2%、「別の専攻を選んでいた可能性が高い」が3.1%、「間違いなく別の専攻を選んでいた」が1.5%だった。
・学費・経済的負担や、進路選択の制度・時期についての意見
そのほか、文理選択や理系・文系に対するイメージについて、自由記述で回答した結果についても、一部が紹介されている(高校生が記述した原文で記載)。
学費・経済的負担については24件。理系は学費が高いという声や、支援を手厚くしてほしいという声などが集まった。
進路選択の制度・時期については、文理選択が必要なのかという声や、「途中で変えられないのは良くないのではないか」という声が集まっている。




























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