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スタディプラス、学習者中心の学びからICT教育を考えるダイジェスト動画を無料公開

スタディプラス株式会社が、2024年11月に開催した「Studyplus Agenda 2024 AW」のダイジェスト動画を無料公開

スタディプラス株式会社は、同社が運営するYouTubeチャンネル「Studyplus Agenda」にて、「Studyplus Agenda 2024 AW」のダイジェスト動画第2弾を公開したと発表した。同イベントは、2024年11月にオンラインで開催したもの。

今回公開した動画のテーマは、「ポストAI時代、教育環境の変革に向けた具体的なステップとは」。デジタルハリウッド大学 教授・学長補佐の佐藤昌宏氏とスタディプラス株式会社 取締役の宮坂 直氏が、生成AIが普及する中で教育機関が果たすべき役割について議論している。

佐藤氏は、「テクノロジーの進化によって学びの多様化はさらに進むが、道具であるテクノロジーを使いこなし、試行錯誤しながら物を作ったり改善したりする学習者が増えてほしい。学習者の学びを止めないようにするために、いつでもどこでも誰でも高品質の教育が受けられる世界観を作るべき」などと語った。

デジタルハリウッド大学 教授・学長補佐の佐藤昌宏氏は「テクノロジーを使いこなす学習者の学びを止めないようにすることが大原則」と語った

同セッションは、「加速するテクノロジーの進化と教育環境の変化」と「ポストAI時代に必要な教育と子どもたちが身につけるべき力」のパートについてもStudyplus Agendaですべて視聴可能だ。

動画①「加速するテクノロジーの進化と教育環境の変化」
動画②「ポストAI時代に必要な教育と子どもたちが身につけるべき力」

そのほか、「多様化する教室経営の新戦略」のセッションでは、株式会社メイツ 代表取締役/CEO 遠藤尚範氏と株式会社すららネット 代表取締役社長 湯野川孝彦氏が登壇し、これからの教室のあり方や従来にとらわれない学びの場の可能性について語っている。

動画④「少子化に対する学習塾の取り組みや新たな戦略」
動画⑤「ICT活用による1対多の指導体制と採用基準の変化」
動画⑥「今後の戦略 生成AIや先端技術の活用・公教育と私教育の連携」

「学びの多様化、学習意欲を高めるために」のセッションでは、学習意欲の引き出し方や主体性の育み方に関して、ベネッセ高等学院 学院長の上木原孝伸氏と
クラスジャパン小中学園 校長 小幡和輝氏が登壇し、意見を交わした。

動画⑦「不登校生徒増加の背景と学びの環境における課題」
動画⑧「発達特性に対する考え方の変化と学びの場の多様化」
動画⑨「主体的な学びを育むために大人ができること」

Studyplus Agendaは、教育関係省庁・学校・学習塾・教材会社といった幅広い教育業界の関係者が業界のこれからを考えるための情報を発信。スタディプラス主催のオンラインイベント「Studyplus Agenda」のダイジェスト動画のほか、業界のキーパーソンが登壇する対談動画を随時公開し、今考えるべき課題や具体的な戦略を伝えるという。

なお、同社は6月19日(木)に無料のオンラインイベント「Studyplus Agenda 2025 SS」を開催予定で、参加申し込みを受け付けている。

名称:Studyplus Agenda 2025 SS 〜いま考えるべき教育経営の論点〜
開催日時:6月19日(木)11時30分〜17時
開催方式:オンライン配信(Zoomウェビナー)
参加費:無料(要事前申込)
参加方法:申し込みフォームより