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mugendAI、総合型選抜対策AIサービス「アオマル」を提供──小論文添削と面接練習に特化
2025年8月13日 06:20
株式会社mugendAIは、総合型選抜対策AIサービス「アオマル」の直前期特化版を2025年8月22日(金)から学習塾と予備校に提供する。対象は大学入試の総合型選抜を控えた生徒で、小論文添削と面接練習に重点を置いた構成となっている。
同サービスはパソコンやスマートフォンから即日導入と利用が可能で、特別な機器は不要。小論文の添削や面接練習といった指導者や講師の工数を減らすことが可能で、生徒一人ひとりに向き合った進路指導に集中できる。生徒は「採点待ちゼロ」の即時添削や志望校に合わせた面接練習により、自律的な学習を進められる。
小論文添削機能では、生徒が志望学部に沿った課題を選び、AIが「構成」「論理性」「表現力」の観点から採点・添削。改善点を明示したレポートを即時出力する。生徒はすぐ書き直しに取り組めるため、学習サイクルの高速化と実力の定着を促すことが可能だ。
面接機能では、総合型選抜で頻出の質問に加え、志望学部ごとの傾向に合わせた面接練習がいつでも可能となっている。回答内容だけでなく、生徒が話す速度や会話全体の一貫性などもAIが分析。客観的な評価レポートを通じて、自身の強みや改善点を具体的に把握し、本番に向けた効果的な準備ができる。
背景には、総合型選抜の定員増加に伴い、出願が集中する夏から秋にかけての直前期に学習塾や予備校で業務が逼迫(ひっぱく)する現状があるためだ。また、専門的な人材の不足や指導の質のばらつき、煩雑な採点業務による指導者の多大な工数が喫緊の課題となっているという。
mugendAIはこれらの課題をAIで解消し、指導者負担を軽減して全ての受験生に質の高い対策を提供することを目指している。今後はAIによる自己分析支援や志望理由書の評価レポート、課外活動のレコメンド機能などの追加も予定している。
mugendAIでは、指導現場からのフィードバックを反映してサービスを進化・向上させるため、初期パートナーとして協力可能な学習塾や予備校を募集中だ。
■初期パートナープログラムの概要
募集対象:全国の学習塾・予備校
募集期間:2025年8月12日(火)~2026年2月28日(土)
パートナー特典:
・導入・活用に関する優先的なサポート
・今後の新機能開発への意見反映
応募方法:「初期パートナープログラム希望」と明記の上、 company@mugend-ai.com まで連絡