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大東文化大学、総合型選抜にAI教材を活用した入試プログラムを新設

大東文化大学が、atama plus株式会社が提供するAI教材を活用した入試プログラムを2026年度の総合型選抜入試に導入

atama plus株式会社は、同社が提供するAI教材を大東文化大学が2026年度の総合型選抜入試に導入すると2025年7月16日に発表した。対象は英米文学科・中国語学科・法律学科・健康科学科・看護学科の5学科。

同プログラムは、学科ごとに指定された単元をAI教材で学習し、修了することで総合型選抜への出願要件を得ることが可能。学科によっては自己推薦書や課題論文の試験が免除されるほか、期間中は、無料で繰り返し学習することができる。

同プログラムによって、学科試験を必須としない総合型選抜においても、個別最適な学習を通して入学後の学びの質を高めるために必要な学力が身に付く。また、高校で学んできた科目などの「履修歴」ではなく、指定単元の「修得」を出願資格にできるため、学ぶ意欲さえあれば、誰でもチャレンジが可能だ。

大東文化大学は、入学者選抜において「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」という3要素を評価してきた。2026年度入試では、AI教材を活用した入試で「知識・技能」にも重点を置く。これは、受験生が高校と大学での学びのつながりを理解し、「なぜ学ぶのか」「将来どんな学びにつながるのか」を自分ごととして考えるきっかけを提供することが狙いである。

atama plusのAI教材は、学習者一人ひとりの得意や苦手を分析し、効率的な学習を支援する。大東文化大学では、入試改革と連動する形でAI教材を活用し、受験生の基礎学力の向上と、主体的な学びへの取り組みをサポートする方針だ。

●大東文化大学におけるプログラムの概要
対象学科:英米文学科、中国語学科、法律学科、健康科学科、看護学科
申込期間:2025年7月1日(火)〜2025年11月12日(水)
学習期間:2025年7月1日(火)〜2025年12月8日(月)17時