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駿台、atama plusと資本業務提携を締結

高等学校向けのサービスを今春より順次展開

 学校法人駿河台学園(駿台)はatama plus株式会社の株式の35.5%を取得し、4月5日に資本業務提携を締結したと発表した。駿台の授業とatama plusのAI教材「atama+(アタマプラス)」を活用したことで学力向上に成果があり、今後は両社の連携を一層強化して教育業界におけるDXを推進していく。

 駿台では、これまでに授業とatama+を効果的に活用することで、学力中下位層の生徒の学力向上に大きな成果が上がったことを実証済み。しかし、公教育において生徒一人ひとりに向き合う効率的な教育システムは確立されていないことから、あらゆる学力層およびさまざまな志望系統の生徒に対し、個別最適化させた指導を可能にする新しい教育システムを構築して全国の高等学校現場に展開したいと考えている。

 駿台の高等学校向けのサービスは今春より順次展開していく予定で、今回のatama plusと資本業務提携による連携により、さらなるスピード感をもって新しい教育システムの構築を進め、個別最適化された学びを多くの生徒に届けていくことをめざすという。