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AI教材「atama+」、10大学30学部以上が入学前教育に活用

atama plus株式会社が、立命館大学などの10大学30学部以上で「atama+(アタマプラス)」が入学前教育に活用されていることを発表

atama plus株式会社は、AI教材「atama+(アタマプラス)」の大学入学前教育での活用が、立命館大学などの10大学30学部以上に広がっていることを発表した。

「年内入試」と呼ばれる総合型選抜や学校推薦型選抜で入学する学生が増える中で、合格から入学までに時間があることから、入学前教育を取り入れる大学が増えている。入学前教育では、高校の既習範囲の復習や専門知識の予習が行われる。

atama plusは、学部での学びに必要となる基礎学力習得のため、大学向けにAI教材「atama+」を提供している。対象となる入学生は、約3カ月にわたって学部が指定した単元をatama+で自立的に学習し、理解度に応じてレコメンドされる講義動画や演習問題などに取り組むことで、入学後に必要な基礎学力を習得する。

また、大学側は生徒一人ひとりの学習の進ちょくだけでなく、得意・苦手な単元や学習時間などの取り組み状況をデータで確認できるので、入学後のフォローにつなげることが可能となる。

学部・学科が指定する単元を学習することで、入学後の学びに不可欠な基礎学力の習得を支援する

2022年度に立命館大学で導入されて以降、青山学院大学、龍谷大学、立命館アジア太平洋大学などの10大学以上で導入され、薬学部や理工学部などの理系学部から、経済学部や心理学部などの文系学部、データサイエンス学部やスポーツ健康科学部といった文理の枠にとらわれない学部まで、30以上の学部で活用されている。

導入した大学からは、「AIが個別にカリキュラムを作ってくれるので、高校での履修状況が異なる個々の合格者に合わせた学習ができる」「学習状況が可視化されるので、入学後の学びと連動させながら振り返りできる」「学科ごとに学習内容をカスタマイズできる」などのコメントが寄せられているという。