ニュース

atama+が高校生向け「情報」「地理歴史」を提供、得点率80%をめざす

 atama plus株式会社は、AI教材「atama+」において高校生向け「情報」「地理歴史」の提供を開始する。2025年度から大きな変更が加わる大学入学共通テストに対応するためで、どちらの教科も「共通テストで効率よく得点率80%を実現する」がコンセプト。

 提供開始する「情報」は、2022年4月の学習指導要領改訂にともなって2025年度からの大学入試共通テストに加わる科目。atama plusでは「ほとんどの国公立大学が必須または選択の科目とする一方で、新教科であるがゆえに対策しづらかったり、教科書によって学ぶ内容や粒度が異なる」として、生徒が不安を感じているという。

atama+高校生向け「情報」の学習画面

 そこで、基礎レベルから実践レベルまで、全ての単元に講義動画と演習問題を搭載し、共通テスト向けの対策ができるよう実践レベルの問題は共通テスト手順記述標準言語(DNCL)を用いて構成している。理解度に合わせてAIが最適な学習単元を提案し、効率的に学習でき、およそ20~30時間で全単元を修了する想定となっているという。

atama+高校生向け「地理」の学習画面

 「地理歴史」については地理や歴史、公民の科目数が再編されたため、受験教科と科目が変わっている。覚えた知識を使って考察して歴史上の出来事同士のつながりを問う出題形式が増えることが予想されるため、日本史や世界史の根幹となる出来事の流れや因果関係を学ぶことができる講義動画と演習問題を搭載するなど、新しい共通テストにも対応できる実践力が身につく。また、問題についても「用語択一」「択一」「正誤判別」「時系列の並べ替え」などの出題形式を、段階を踏んで学習できるようになっている。

atama+高校生向け「歴史」の学習画面