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駿台が新潟県粟島浦村でドローン体験授業を実施、先端技術に触れる機会を離島の小中学生に提供

粟島浦村立粟島浦小学校・粟島浦中学校(新潟県)で行われたドローン体験授業の様子

駿台予備学校を運営する学校法人駿河台学園(以下、駿台)は、新潟県の粟島浦村立粟島浦小学校・粟島浦中学校において、ドローンを活用したICT体験授業を実施した。この授業は、地理的条件に関係なく、すべての子供が先端技術に触れる機会を持てるように支援することを目的としたもの。

対象となったのは小学1年生から中学3年生までの計28人で、授業ではまずプログラミングの基礎知識を座学で学習。その後、カード型のプログラミング教材を使用し、実際にドローンを操作する演習に取り組んだ。児童生徒たちはチームで協力しながら課題に挑戦し、プログラミングの楽しさを体感した。

課題に取り組む児童生徒

参加した児童生徒は、「ドローンのプログラミングについて、チームのみんなと協力して考えられたことが楽しかった」「プログラミングが苦手だったが、プログラミングの面白さに気付くことができた」などとコメント。教員からは「児童生徒たちの目が輝いていた。こうした体験型の授業を今後も取り入れていきたい」という感想が寄せられている。

同校は、デジタル学習環境整備の一環として、駿台がパートナーシップを締結している「ELSA(エルサ)」を導入しており、今回のドローン体験授業はICT環境を生かした新たな学びの機会として実施されている。

駿台は、今後も各地域の子供たちに寄り添い、身近な環境の中で確かな学びを積み重ねていけるような支援に取り組んでいくという。