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技術書読み放題サービス「TechLib」、月額制で提供開始

テックリブ株式会社と株式会社Legal Technologyが、技術書籍読み放題サービス「TechLib(テックリブ)」の提供を開始

テックリブ株式会社と株式会社Legal Technologyは、ITエンジニアのスキルアップをサポートする技術書籍読み放題サービス「TechLib(テックリブ)」の提供を開始した。

TechLibは、ITエンジニアやその志望者を対象としたサブスクリプション型の電子書籍サービスで、プログラミング言語やAI、情報処理資格試験などに関する技術書を多数提供。月額使用料は2,800円/人(税別)で、サービス開始時点では200冊の書籍が読み放題となる。

同サービスは全文検索機能を搭載しており、タイトルや本文中のキーワードから目的の書籍を探しやすくなっている。著者やコンテンツに絞った検索のほか、複数キーワードを使ったAND/OR検索、除外キーワードの指定なども可能だ。

キーワードや著者名から目的の本を探せる

また、ページ検索機能では、TechLibにラインアップされている書籍のほか、書籍内のキーワード検索が可能。書籍閲覧中に検索を実行すると、本文や目次のキーワードがハイライト表示される。

書籍内でもキーワード検索が可能

画面右側の[書籍情報]で著者名や出版社、出版年を確認できるほか、[マイリスト]をクリックして本を[お気に入り]や[あとで読む]などのリストに登録できる。ハイライト・クリップ機能を利用すれば、本文中をドラッグで選択し、メモを記入して「しおり」のように活用することも可能。

お気に入りの本をリストに登録してすぐに呼び出せる

なお、[本文コピー]機能を有効にすると、書籍内のソースコードやテキストをドラッグしてコピーすることもできる。コピーしたデータは、著作権法の引用の範囲内での利用が可能だ。

一部の書籍を除き、本文内のソースコードやテキストのコピーが可能

提携している出版社は、株式会社インプレス、株式会社オーム社、株式会社翔泳社、株式会社C&R研究所、ソシム株式会社、株式会社ソーテック社、株式会社マイナビ出版などの10社で、IT関連書籍を数多く扱う企業がそろっている。

背景には、スマートフォンの普及やビジネスシーンでのデジタル化が進む中で、ITエンジニアが常に最新の知識を求められている状況がある。新しい開発言語や技術に対応するための学習プラットフォームとして、TechLibは継続的なスキルアップの支援を目的としているという。

個人契約(1カ月契約)と法人契約(1カ月契約/1年契約)を用意しており、法人契約では人数や利用期間に応じたディスカウントを適用。契約は自動更新となっており、無料トライアル期間は個人で10日間、法人で15日間設けられている。

無料トライアルのユーザー登録時は、悪意のあるユーザーを排除する防御措置としてクレジットカード情報の入力が必須。無料トライアルの期間終了後は、自動で有料のSTANDARDプランに移行する仕組みだ。