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中学生の生成AI利用率、前年比約3倍で4割を超える

株式会社NTTドコモ モバイル社会研究所が、2025年11月に実施した「2025年親と子の調査」から生成AIの利用に関する調査レポートを発表(出典:株式会社NTTドコモ モバイル社会研究所、以下同じく)

株式会社NTTドコモ モバイル社会研究所は、2025年11月に全国の小中学生1,200人とその親に実施した「2025年親と子の調査」から、小中学生における生成AIの利用状況に関する調査レポートを2026年3月12日に発表した。

生成AIの利用率を学年別に見ると、中学生の利用率は2025年に40.4%となり、2024年の13.3%から27.1ポイント上昇した。中学生の保護者は、2025年に26.6%となり、前年の9.0%から上昇したものの、子供の伸びの方が大きかった。

小学生では、小学校4年生から6年生の利用率が2025年に18.8%となっており、2024年の5.0%から13.8ポイント上昇している。

中学生の利用率は4割を超え、前年の約3倍に

生成AIを使い始めたきっかけについては、小学生と中学生で違いが見られた。生成AIを利用している子供に尋ねたところ、小学生では「お父さん・お母さんに教えてもらった」が33%で最も多い。これに対し、中学生では「自分で調べた」が28%、「友だちから教えてもらった」が27%で上位となり、「お父さん・お母さんに教えてもらった」は11%にとどまった。

小学生が生成AIを利用し始めたきっかけは「親から教えてもらった」、中学生は「自分で調べた」「友だちから教えてもらった」が多い

生成AIの用途では、小中学生ともに「調べもの」が最多で、小学生が72%、中学生は75%だった。また、中学生では「宿題や課題」が51%となり、半数を超えている。一方、「学校の授業で生成AIを利用している」は、小中学生ともに2割台だったことから、小中学生は学校での利用より、家庭での利用が多いことが推測されるという。

生成AIの用途は「調べもの」が約7割。中学生は「宿題や課題」も半数を超える

同研究所は、生成AIの利用について「利用時に気を付けていること」や「経年変化」についても、調査・分析を続けていく方針だ。

調査概要「2025年親と子の調査」
調査方法:訪問留置調査
調査対象:全国・小学生および中学生とその親
回答数:1,200(組)[小中学生1,200人とその親]
抽出・割り付け:層化二段抽出、性別・学年・地域・都市規模の人口分布に比例して割り付け
調査時期:2025年11月