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小中学生のスマホ所有率は?―NTTドコモ モバイル社会研究所が調査結果を発表
関東では小学5年生で半数、中学2年生で8割超がスマホを所有
2023年2月17日 15:00
NTTドコモ モバイル社会研究所は、2022年11月に実施した調査「2022年親と子の調査」の中から、小中学生のスマホ所有率についての調査結果を2月16日に発表した。
・調査概要
- 調査方法:訪問留置調査
- 調査対象:関東1都6県・小学生及び中学生とその親
- 有効回答数:500
- サンプリング:QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県の人口分布に比例して割付
- 調査時期:2022年11月
1. 小学生高学年でスマホ所有率37%(前年比+4)過去最高を更新l
スマホの所有率(子が専用で所有している)は、小学生高学年で+4上昇し、37%と過去最高を更新した。一方、中学生は-3で76%となり、サンプル数の関係で上下しているものの、上昇傾向とは言えない状況となっている。
2. 中学生のスマホ利用率は、ここ数年80%後半で推移
スマホやキッズケータイの利用率を見ると、スマホの利用率は小学生で上昇傾向にあり、中学生は80%後半で変わらない状況となっている。所有率と比較して、特に小学生で利用が高いのは、親の端末の利用や家族での共有などによることが考えられる。
3. スマホ所有率は、小学6年生で半数、中学2年生で8割を超える
学年別に所有状況を見ると、小学6年生になると半数を超え、中学2年生になれば8割を超えるという結果となった。
4. スマホ所有率は、小学校高学年・中学生では女子の方が約10ポイント高い
スマホの所有率の男女別に見ると、小学生高学年や中学生では約+10ポイントほど女子が高い状況となった。
5. iPhone比率、中学生で6割を超える
スマホの所有している子のOSを見ると、小学生はAndroidが多いのに対して、中学生はiPhoneの方が多くなり6割を超えた。男女別で見ると、男子より女子の方がiPhone率が高い傾向が見られた。