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スマホは勉強のリフレッシュになる?明光義塾が保護者1,100名に調査
「中学生の勉強の合間のリフレッシュとサボりに関する実態調査」を発表
2023年2月3日 06:40
学習塾「明光義塾」の株式会社明光ネットワークジャパンは、中学生を持つ保護者1,100名を対象に、「勉強の合間のリフレッシュとサボりに関する実態調査」を実施した結果を発表した。
・中学生の保護者78.2%が「家庭学習中にサボっている」と回答
「あなたのお子さまはご家庭で勉強中、サボってしまうことはありますか?」という質問に対しては、「常にサボっている(23.8%)」、「時々サボっている(54.4%)」と合わせて78.2%の保護者が、子どもが家庭学習中にサボっていると回答した。
・家庭学習平均時間、1時間以上2時間未満が最多
「あなたのお子さまのご家庭内での平均的な勉強時間を教えてください」という質問に対しては、最多回答は「1時間以上2時間未満(26.5%)」、次に「30分以上1時間未満(25.9%)」、「2時間以上3時間未満(13.3%)」と続いた。
・半数以上の保護者が、子どもの家庭学習時間が短いと回答
子どもの家庭学習時間を把握している保護者948名を対象に、「お子さまのご家庭での勉強時間についてどのように感じていますか?」と質問したところ、51.4%が「短い」(短い:18.1%、どちらかというと短い:33.3%)と回答した。
・保護者の約7割が、自宅は子どもの家庭学習の妨げになる誘惑が多いと回答
「あなたのご家庭はお子さまの勉強の妨げになる誘惑が多いと思いますか?」という質問に対しては、69.4%が「誘惑が多いと思う」(誘惑が多いと思う:27.5%、どちらかというと誘惑が多いと思う:41.9%)と回答した。
・83.8%の保護者が、家庭学習にはリフレッシュが必要と回答
「あなたは家庭学習中のリフレッシュは必要だと思いますか?」という質問に対しては、83.8%が「必要」(必要:41.4%、どちらかというと必要:42.4%)と回答した。
・2人に1人が、子どもの勉強の合間のスマホ利用もリフレッシュと回答
「勉強の合間にスマホを利用することは、リフレッシュになると思いますか?」という質問に対しては、52.3%の保護者が「リフレッシュになる」(リフレッシュになる:14.9%、どちらかというとリフレッシュになる:37.4%)と回答した。
・サボりの第1位は「YouTubeなどの動画サイト閲覧」
子どもが家庭学習中にサボってしまうと回答した保護者860名を対象に、「お子さまはどのようにサボっていますか?」と質問したところ、最多回答は「YouTubeなどの動画サイト閲覧(43.5%)」、次に「SNS(31.9%)」、「ゲーム31.7%)」と続いた。
・サボりの原因、最多回答は「集中力が足りない」
同じく子どもが家庭学習中にサボってしまうと回答した保護者860名を対象に、「あなたのお子さまが勉強中にサボってしまう原因は何だと思いますか?」と質問したところ、最多回答は「集中力が足りない(60.6%)」、次に「勉強意欲が足りない(42.2%)」、「家庭内に誘惑が多い(31.7%)」と続いた。
・43.9%の保護者が子どものサボり癖は自主的には直せないと回答
同じく子どもが家庭学習中にサボってしまうと回答した保護者860名を対象に、「お子さまのサボり癖は自主的に直せると思いますか?」と質問したところ、43.9%が「直せない」(直せない:16.7%、どちらかというと直せない:27.2%)、38.3%が「直せる」(直せる:8.6%、どちらかというと直せる:29.7%)と回答した。
・調査概要
- 有効回答数:中学生の子どもを持つ全国の保護者1,100名
- 調査期間:2023年1月23日~2023年1月30日
- 調査方法:インターネットリサーチ調べ