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教員の「つくる業務」を支援、生成AIツール「School GPT Assistant」β版の先行導入募集を開始

lanitech合同会社が、教員業務の効率化に特化した生成AIツール「School GPT Assistant」のβ版をリリースし、導入希望の学校や自治体を限定募集

lanitech合同会社は、教員業務の効率化に特化した生成AIツール「School GPT Assistant」のβ版をリリースし、導入希望の学校や自治体の限定募集を開始した。

同ツールは、通知文や学級通信、授業案、会議要点など、学校業務に必要な文章作成を支援するもので、ITに不慣れな教員でも直感的に使える設計となっている。テンプレート選択・情報入力・自動生成の3ステップで完結しているのが特徴。

特に、実用的なテンプレートを用意しているため、保護者に配布する資料の作成や会議の要点まとめ、施策提案文書のたたき台、保護者会案内、行事の進行文、引き継ぎメモなどの補助などにも活用できるという。

校務支援・教務支援・会議支援に使える

同社は、これまで実施したAI活用に関する研修で、多くの教員から「教材研究の時間が取れない」「資料作成が負担」といった声が寄せられている現状から教育現場専用の同ツールを開発。教員が本来の業務である「思考」と「対話」に集中する時間を取り戻すことを目指している。

同社では、今後の本格サービス提供に向け、実際に導入・活用して現場の声を反映する先行導入パートナーを限定で募集。先行導入パートナーには、カスタムテンプレート設計・活用支援なども含めた伴走型の導入支援を提供するとしている。