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高知市がAI教材「Qubena」を正式採用、約19,500人の児童生徒が利用

学習eポータル+AI型教材「Qubena(キュビナ)」を高知県高知市の市立全58校が正式導入

株式会社COMPASSは、同社が開発する学習eポータル+AI型教材「Qubena(キュビナ)」が高知県高知市の市立全58校(小学校・中学校・義務教育学校)で正式導入されたことを発表した。小学1年生から中学3年生までの約19,500人が、2025年度も引き続き活用していく。

高知市では、教育大綱に「自ら学び、学びの楽しさを共有できる力の育成」を掲げ、主体的かつ協働的な学びの推進に取り組んでいる。Qubenaは、AIによる個別最適化された出題と学習の振り返り機能が評価され、児童生徒の自己調整力を高めるツールとして全校導入に至った。

さらに、高知県が独自に整備する学習支援プラットフォーム「高知家まなびばこ」との学習データ連携も実施。「高知家まなびばこ」を通じてQubenaで学習したデータを蓄積して分析を行うだけでなく、エビデンスに基づく教育施策や教員・児童生徒へのフィードバックなど、「個別最適な学び」の実現に向けた一歩となる。

COMPASSは、全国約2,300校・100万人以上にQubenaを提供しており、今後も「公正に個別最適化された教育」を掲げ、教育現場へのICT普及を進める方針だ。