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小1~中3の5教科と主要教科書の全単元に対応、COMPASSがCBTサービス「キュビナ テスト」を提供
2025年6月18日 06:30
学習eポータル+AI型教材「キュビナ」を開発・提供する株式会社COMPASSは、小中学校向けデジタルテスト(CBT)サービス「キュビナ テスト」をキュビナの新サービスとして、今年度より順次提供開始すると2025年6月17日に発表した。
キュビナ テストは、小学校1年から中学校3年までの5教科に対応。主要教科書の全単元に対応する単元ごとの「理解度確認テスト」を児童生徒の端末で実施可能だ。教員は、授業範囲と配信先クラスを選択するだけでテストの作成が可能で、知識・技能だけでなく思考・判断・表現を問う問題も利用できる。
また、監視・通知機能でテストにおける不正行為を防止できるほか、校内ネットワークが不安定な場合に備えたオフライン対応機能も搭載している。大問/小問といった子供たちが慣れ親しんだ紙のテストと同様の問題構成になっており、手書きの自由記述や多肢選択など、多彩な解答形式に対応した。
COMPASSは、学校現場におけるテストのデジタル化(CBT化)は、文部科学省による全国学力・学習状況調査のCBT移行の動きに代表される「GIGA第2期における重要テーマの1つ」として捉えている。同社は、「個別最適で主体的な学び」と「教員の業務負荷軽減」をテストにおいて実現するため、キュビナ テストを開発したという。
今後同社は、一人ひとりのテスト結果に基づいて単元ごとの理解度を可視化する「理解度レポート」を自動生成する機能のほか、「理解度レポート」に基づき、キュビナのドリル学習で個別最適化された「おすすめ問題(仮)」の出題機能などを開発する予定だ。さらに、キュビナ テストの学習データを自治体独自のダッシュボードと連携できるようにする。
キュビナ テストについては、6月21日(土)に開催するオンラインイベント「NEXT GIGAの『個別最適な学び』と『校務DX』」にて、同社の開発メンバーが詳細を紹介する予定だ。
名称:NEXT GIGAの「個別最適な学び」と「校務DX」 ~子どもたちも、先生も、誰一人取り残さない教育DXのこれから~
日時:6月21日(土)13時~16時30分
対象者:自治体担当者・学校関係者
参加費:無料
会場:Zoomオンライン配信(要事前申し込み)
申し込み方法:専用フォームより