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香川県土庄町がAI型教材「Qubena」を正式採用、全町立小中学校の約700人が利用開始

香川県土庄町が全町立小中学校における指導の一環として、株式会社COMPASSが提供するAI型教材「Qubena(キュビナ)」を正式採用

株式会社COMPASSは、同社が開発・提供するAI型教材「Qubena(キュビナ)」を香川県土庄町が正式採用したと2026年4月22日に発表した。

Qubenaの利用開始は2026年4月で、小学1年生から中学3年生まで約700人の児童生徒が利用する。土庄町では、「土庄町基本教育大綱」の基本方針の1つに、「激変する社会に対応した質の高い教育の推進」を掲げており、主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善や、ICTを利活用した教育の推進に取り組んでいる。今回の導入は、その一環に位置付けられている。

土庄町教育委員会 教育総務課 副主幹の佐伯氏は、Qubenaについて、学校から導入要望があったものの、財政面の課題から見送っていたとコメントした。一方で、全国や香川県の学力調査を踏まえ、将来にわたって継続できる学力向上の環境を整えるため、今回の導入に踏み切ったとしている。これまで教科書に準拠したデジタル教材を使っていなかったことから、今後は児童生徒の学習意欲の向上も図れると期待を示した。

Qubenaは、児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせてAIが最適な問題を出題するアダプティブラーニング教材である。小中9教科に対応し、教科書準拠問題を中心とした10万問以上を搭載。児童生徒の主体的な学びや基礎学力の定着を支えるほか、見取り支援や演習問題配信機能によって教員の業務も支援するという。

同社によると、Qubenaは全国170以上の自治体、小中学校約2,300校で100万人以上が利用している。同社は、2024年より小学館集英社プロダクションと共同で探究学習プログラムの提供を開始し、2026年に探究学習ライブラリー「SPARKE(スパーク)」として正式リリース。教科学習と探究学習の両輪で、子供たちの「未来を創る力」を育む学びの環境づくりに取り組んでいる。