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大垣市が「tomoLinks」AIドリル機能を正式採用、「みんなの学習クラブ」と連携

岐阜県大垣市が、コニカミノルタジャパン株式会社の提供する学校教育向けソリューション「tomoLinks」のAIドリル機能を正式採用(出典:コニカミノルタジャパン株式会社、以下同じく)

コニカミノルタジャパン株式会社は、岐阜県大垣市の公立中学校9校と義務教育学校後期課程1校において、学校教育向けソリューション「tomoLinks」のAIドリル機能が正式採用されたと発表した。

大垣市教育委員会は、教員の働き方改革と、生徒一人ひとりに合った学びの実現を目指し、ICTの効果的な活用に向けた取り組みを進めている。市内の中学校では以前から、株式会社日本コスモトピアのデジタル教材「みんなの学習クラブ」を使っており、生徒や教員にとって日常的に使い慣れた教材として定着していた。

今回、tomoLinksを導入したことで、tomoLinksのAIドリル機能から、みんなの学習クラブの教材を利用できるようになっている。

tomoLinksは、教材に依存しない学力定着度の分析が可能だ。学力調査の結果などの既存データや、みんなの学習クラブを含むデジタル教材の学習データを横断して分析し、AIが一人ひとりに適した問題や教材を提案する。使い慣れた教材を使いながら、個別最適な学びを進められる点が評価され、導入が決定したという。

導入に併せて、tomoLinksとみんなの学習クラブは、国際標準規格LTIに対応した連携を強化した。LTIは、学習管理システムと外部の教育ツールや教材を連携させるための規格である。この連携により、生徒はtomoLinksに一度ログインするだけで、追加のIDやパスワードを入力せずに、みんなの学習クラブの教材を使える。

年度更新にも自動で対応するため、学年が変わる時期の設定変更や再登録が不要となり、教員の負担軽減にもつながるという。

大垣市教育委員会は、1人1台端末の普及や全国学力・学習状況調査のCBT化が進む中、デジタルドリル教材の導入と活用を検討してきた。現場では、学習内容によっては紙に書き込む方が効果的な場面があることや、デジタルテストの運用への不安があったという。一方で、紙のワーク教材にかかる保護者負担や教材の紛失リスクを減らせること、自宅で苦手な部分を重点的に学べることへの期待もあった。

みんなの学習クラブは、学校内のパソコンやタブレット端末を使い、授業・朝学習・放課後学習などで個別学習に活用できる学習システムだ。教材と動画解説を備え、必要な場面では紙に出力して学ぶ運用もできる。

豊富なプリントと解説動画から学習スタイルを選べる「みんなの学習クラブ」

大垣市教育委員会は、「『紙の良さ』を残すことで現場の不安を解消しつつ、現在では、AIを活用した『個別最適な学習』や『学習履歴のデータ蓄積・可視化』『長期休業期間中の計画的な配信予約』といった、紙だけでは困難であったデジタルならではの強みについて、学校現場の理解が進みつつある」とコメントしている。

tomoLinksは、各コンテンツのアカウント情報を一括管理し、あらゆる学習データを横断して把握、蓄積できる学習プラットフォームとして利活用できるよう、2024年7月にLTIに対応。コニカミノルタジャパンは、tomoLinksと連携を希望する教材提供企業に向け、LTI対応の技術支援も行っている。

tomoLinksにおけるLTI対応