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中高生1,000人のAI・STEM教育を支援、みんなのコードが「Micron AI Bridges」を開始
2026年7月23日 08:00
特定非営利活動法人みんなのコードは、マイクロン財団によるAI・STEM教育支援プロジェクト「Micron AI Bridges」を2026年8月から2028年7月までの2年間、日本で実施すると発表した。
マイクロンメモリ ジャパン株式会社の拠点がある広島県から活動を開始。全国から公募・採択した学校に、AIの仕組みなどを学べるSTEM教材(以下、ハードウェア教材)を無償で提供する。ハードウェア教材とAIを掛け合わせた授業の実現のために、教員への伴走支援および研修も実施。中高生1,000人と教育関係者330人を支援し、AIリテラシーとSTEM教育機会の拡大を目指す。
さらに、採択校のうち1校を「伴走重点校」とし、ハードウェア教材を使った授業のカリキュラム開発や効果測定、外部有識者による評価を行う。実践事例は、みんなのコードが運営する情報ポータルサイト「みらたん」で広く公開する予定だ。
また出前授業として、生成AIを使ったアプリ作り体験や半導体の基礎知識を学ぶワークショップのほか、マイクロン社員による最先端テクノロジーを支える半導体企業の知見を生かしたキャリアトークを実施する。
なお、マイクロンの拠点がある地域貢献の一環として、東広島市立吉川小学校で定期的なSTEMに関する出前授業を実施。児童が地域社会の課題に目を向け、テクノロジーを活用して解決に取り組む実践的な授業をマイクロン社員と取り組む。
Micron AI Bridgesの実施背景には、次期学習指導要領改訂の議論における、社会基盤のあり方を変える「総合的な技術」の重要性が挙げられる。
現状では、センシング・データ基盤・AI・ロボティクスが一体となった技術があらゆる産業で実装され始めていることから、バーティカルAI(産業特化型AI)やフィジカルAI(ロボティクスなどによる物理的価値創出)などを活用する力の育成を重視。2030年代に中学校で新設される「情報・技術科(仮称)」において、ロボティクスやフィジカルAIなどの先端技術を学ぶことが予定されている。
一方、みんなのコードが2023年に発表した「2022年度プログラミング教育・高校『情報Ⅰ』実態調査報告書」によると、中学校・技術科の指導上の課題として「指導・授業展開の難しさ(61.1%)」「教員の専門性の不足(56.9%)」「教材・資料の不足(48.0%)」が上位に挙がった。また、67.4%の中学校が、ハードウェア教材を生徒1人につき1台準備できていない現状があるという。
こうした背景から、Micron AI Bridgesを通じて、STEM教育へのアクセス拡大に取り組むマイクロン財団の支援や、マイクロンが持つ最先端技術の活用知見、みんなのコードが培ってきた学校教育への伴走ノウハウを融合。中学校技術科と高校情報科が抱える課題に向き合い、次期学習指導要領に向けた実証研究を行う予定だ。





















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