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みんなのコード、小学校のプログラミング教育と今後の授業を議論する交流会を開催
2024年12月11日 15:00
特定非営利活動法人みんなのコードは、「小学校プログラミング教育必修化もうすぐ5周年フェス 〜つくることで学ぶ、つくる歓びを広げよう〜」を2025年1月19日(日)の13時より、杉並区立杉並第六小学校にて開催する。対象は、プログラミング教育に関心のある教育関係者で、参加費は2,200円(税込・軽食付き)。参加には、事前の申し込みが必要となる。
2020年の学習指導要領全面実施により、すべての小学校でプログラミング教育が開始されてから、まもなく5年を迎える。みんなのコードは、2017年より「プログラミング指導教員養成塾」を開始。2022年度からは、子供たちがプログラミングを表現や創造の手段として活用する「学びの作品化」プロジェクトに取り組んできた。
また、みんなのコードでは2023年2月に「2022年度プログラミング教育・高校『情報I』実態調査報告書」をまとめている。同報告書では、「過去に実施したことがあり、今年度も実施予定または実施済み」と回答した小学校は41.7%にとどまっており、プログラミング教育が十分に普及しているとは言えない状況だという。
同法人は、プログラミング教育に関わる小学校教育関係者とともに、これまでの歩みを振り返り、さらなる発展へとつながる力を育む場として、同イベントを企画するに至った。
当日は、「プログラミング指導教員養成塾」で講師を務める東京都北区教育長 福田晴一(ふくだ はるかず)氏と東京都杉並区立天沼小学校 松川厚雄氏によるパネルディスカッションをはじめ、授業動画を通じて、参加者同士で対話を行う。また、後半には、小学校で実践を重ねる小学校教員を中心に「『学びの作品化』の3年間」と題したパネルディスカッションを実施する。
当日のタイムスケジュールは、以下の通り。
タイムテーブル
13時~13時20分 基調講演①「2016年からの総括」
13時20分~13時50分 パネルディスカッション①
ゲスト:養成塾担当講師
東京都北区教育長 福田晴一氏
東京都杉並区立天沼小学校 松川厚雄氏
13時50分~14時30分 みんなで議論①「子どもから始めよう」
14時30分~14時50分 休憩
14時50分~15時10分 基調講演②「つくること・学ぶことの歓びへ」
15時10分~16時 パネルディスカッション②「次のステップへ」
ゲスト:「学びの作品化」の3年間
神奈川県愛川町立中津第二小学校 菊池崇徳氏
東京学芸大学附属小金井小学校 小池翔太氏
神奈川県横須賀市教育委員会 新谷美紀氏
東京都板橋区立志村第一小学校 田村久仁子氏
東京学芸大学附属竹早小学校 中村亮太氏
16時~17時 みんなで議論②「明日からなにする?」
17時~18時 軽食&ネットワーキング
- 日時:2025年1月19日(日)13時~18時(開場12時45分)
- 会場:杉並区立杉並第六小学校
東京都杉並区阿佐谷南1丁目24−21 - 参加費:2,200円(税込・軽食付き)
- 対象:小学校教育関係者(教員に限定しない)、何かしらの形で「みんなのコード」と接点がある方(例:研修参加者、プログル利用者など)、子供の姿からプログラミング教育に可能性を感じている人、プログラミング教育をさらに盛り上げたい人、授業で得られた手応えを共有したい人、つながりたい・話したい・語りたい人
- 申し込み:PeatixのWebページより
- 締め切り:2025年1月10日(金)18時
- 事前準備:事前に授業動画の視聴が必要
※イベント当日は、動画内容に基づいて対話を行う。動画のURLは申込者にメールで通知する
【概要】