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SasaeL、保護者連絡システム「SasaeL 連絡」の提供を開始

株式会社SasaeLが、保護者連絡システム「SasaeL 連絡」を「SasaeL 校務」の導入自治体・学校向けに無償で提供

株式会社SasaeLは、校務支援システム「SasaeL 校務」の導入自治体・学校向けに保護者連絡システム「SasaeL 連絡」の提供を開始した。SasaeL 校務との連携で、学校・自治体と保護者間の連絡を効率化し、教職員の業務負担を軽減する。

SasaeL 連絡は、保護者が専用アプリから欠席・遅刻・早退の連絡を送信できるクラウドサービスで、学校側は一斉連絡の配信が可能。これらの情報はSasaeL 校務の出欠簿に自動反映されるため、従来必要だったCSVデータの取り込みや入力作業が不要に。名簿情報の一元管理で、登録や更新の負担も軽減される。

保護者からの欠席・遅刻・早退連絡が、SasaeL 校務の出欠簿に自動反映

今回の提供は、GIGA第2期における教育DX推進と「教職員の働き方改革」を背景に進められた。特に、デジタル庁が発表した教育DXロードマップでは「12のやめることリスト」として、これまでの業務を「やめる=デジタルに変える」ことによる教職員の負担軽減の取り組みを掲げている。

同社は、SasaeL 校務のほか、クラウド型電話サービス「SasaeL 電話」を通じて教員の働き方改革に取り組んでいるが、その取り組みをさらに加速させるため、SasaeL 連絡を提供することとした。

SasaeL 連絡の基本機能は無償で提供され、導入費用は不要。将来的には、個別連絡機能やアンケート機能、集金管理機能の追加も予定している。

現在、全国の教育委員会と公立の小中学校を対象に、2026年3月末までの無償トライアルを実施しており、SasaeL 連絡を含むSasaeL 校務のサービスを2025年度中は無償で利用可能だ。