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SasaeL、国際基準に基づく情報セキュリティ体制を強化

公立小中校に「SasaeL 校務」を提供する株式会社Sasaeが、ISMSの国際規格である「ISO/IEC 27001」を取得

 クラウド型校務支援システムなどを提供する株式会社SasaeL(ササエル)は、ISMSの国際規格である「ISO/IEC 27001」を取得したと発表した。情報セキュリティ体制を強化したこで、ユーザーがより安心して利用できるとしている。

 ISMSとは、情報セキュリティマネジメントシステムの略称で、組織の情報セキュリティを管理するための仕組み。機密性・完全性・可用性の3つの要素を構築して運用するための枠組みを定めたもの。

 今回、認証を受けるにあたり、SasaeLでは「個人情報や学校運営に関わるデータの適切な管理がますます重要になる」と背景を説明し、校務支援サービスを提供する企業として、情報の管理を徹底し、独立した第三者機関であるISMS委員の組織による公平な観点からの評価を受けたとしている。

 同社が提供する「SasaeL 校務」は、公立の小中学校向けのクラウド型校務支援システム。名簿・出席・成績・通知表・指導要録まで情報がひとつにつながって業務効率化を実現するという。2025年4月に提供を開始し、2026年3月末までは無償で利用が可能。無償トライアルは、2026年度以降の有償利用を検討することやサービス開発ヒアリングに協力するなどの条件がある。