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SasaeL、生成AIを活用した校務支援システムを開発し、無償トライアル提供を開始

株式会社SasaeLは8月22日、生成AIを活用したクラウド統合型校務支援システム「SasaeL校務」を開発し、自治体向けに2025年度無償トライアル提供の開始を発表した。

日本の教育現場では、教師の多忙さが長年問題視されており、校務における生成AIを活用した業務効率化が求められている。しかし、新技術を現場に導入することの難しさも指摘されており、SasaeLはこの課題に対処するため、誰もが使いやすい校務支援システムの開発に取り組んだ。

「SasaeL校務」は、生成AIを活用した文章作成や授業計画の立案支援など、校務を支援するAIアシスト機能を提供。また、システムは文部科学省のガイドラインに準拠して開発されており、国が掲げるKPIの達成を支援する設計がなされている。

さらに、直感的に操作できるシンプルで使いやすいUI/UXを採用し、ユーザーの操作負担を軽減。現場の教師たちから寄せられた「既存システムの使いにくさ」に対応する形で、誰でも簡単に利用できる設計となっている。

加えて、学習系データなどの周辺ツールとの連携によるデータ利活用も可能。シングルサインオン(SSO)やスムーズな名簿連携を実現できる国際技術標準「OneRoster」に対応している。

データ連携による横断的データ利活用

ほかにも、データの横断的な分析が行えるダッシュボード機能も搭載予定である。学校経営、学級運営、教育政策に必要な情報を自動で集計、分析、可視化するとともに、問題の早期発見につながる機能も搭載する。

ダッシュボード機能