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先生の働き方、どう変える? 教育×AI・ウェルビーイングを考える無料イベントを7月19日に開催
2025年7月14日 07:15
WIEE Talks@Admin.とBeYond Laboは、「教育×働き方」カンファレンス2025を2025年7月19日(土)に東京都内のIT企業で開催する。
同イベントは、AIやICTの進化が進む中、教員の働き方や教育の在り方を考えることを目的に実施するもの。教員不足や不登校、子供たちの多様なニーズへの対応など、昨今の現状や課題・展望を踏まえ「教育×働き方」をテーマに、最新のICT・AI技術・教材・ウェルビーイング支援など、多彩なコンテンツを用意している。
オープニング記念セミナーでは、眼科医で産業医の三宅 琢氏と、企業トレーナーの山野上 優氏が、心と体のセルフケアをテーマに講演。10時40分からのセミナーAでは、「最新AIでここまでできる! AI時代の教育とは」と題し、スタディサプリ情報Ⅰ講師で、青山学院中等部で教壇に立つ安藤 昇氏がAI時代に求められる教育の本質を語る予定だ。
13時30分以降は、現役教員による自主企画セミナーやワークショップを実施。同じ時間帯に同時並行で展開する5つのセミナー&ワークショップから1つだけ選んで参加が可能。GIGAゼミ実践発表や、特別支援教育向け生成AI活用のワーク、さらにはCanvaのAI機能を利用したアプリづくり体験などが予定されている。
なお、会場の詳細については、正式参加申込後に通知される。会場のセキュリティの関係で、入場時間が9時~10時、13時~14時となっており、お昼の持参やゴミの持ち帰りなどを推奨。来場者多数のため、インターネット接続環境を自分で用意することを勧めている。詳細はPeatixのWebページを確認されたい。
主なタイムスケジュールは、以下の通り。
9時50分~10時30分
記念セミナー「AI時代の自分の取り扱い説明書」
自律神経のバランスを保つ「健康習慣の処方」のほか、人が心身の調和を取り戻して日々を過ごすための「現代人のための心と体の取り扱い説明書」を紹介。
10時40分~11時25分 セミナーABセッション①
セミナーA「最新AIでここまでできる! AI時代の教育とは」
生成AIの活用事例を交え、学びがどう変わるのかを解説。現場での実践や生徒とのリアルなやりとりも紹介し、AI時代に求められる教育の本質に迫る。
セミナーB「公立にいながらどこまでできる? 先生の働き方の可能性」
「公立教員にどこまでできるのか?」を本音で語り尽くす、貴重なトークセッションを実施。教員という枠を超えたキャリアや働き方を紹介する。
11時45分~12時20分 セミナーABセッション②
セミナーA「19時消灯ママれーこが伝えたい! 働く上での『睡眠』の大切さ」
「19時消灯ママ」としてInstagramで9万人超のフォロワーに支持される元小学校教員のれーこさんが、子育てや働く上での“睡眠”の大切さを熱く語る。
セミナーB「保護者との連絡どうしていく? LINEスクール連絡帳と考えるこれからの保護者への先生の情報発信」
「LINEスクール連絡帳」の活用事例のほか、事前アンケートに協力した教員の声をもとに、公立小学校で“どんなことが可能か”を具体的に考える。
12時20分~13時20分 ワクワクお昼セッション!
「昼休みだ!全員遊ぼう!」
最新のユニークな遊びアイテムを展示する。子供時代に戻って思う存分遊ぶことができる。セミナー登壇者による書籍サイン会も実施予定。
13時30分~14時10分 ワークショップセッション①
※同時間帯のセミナー・ワークショップから1つのみ選択可能
セミナーA「GIGAゼミ実践大発表会」
毎週日曜日にオンラインで実施しているGIGAゼミのメンバー5人が登場。学級担任として取り組んでいるAIやICTを駆使した働き方、授業を凝縮して紹介する。
ワークショップA「それって教師の仕事? ~困難な状況にある家庭への支援~」
支援が必要な児童生徒・家庭への支援は「教師の業務だが、負担軽減が可能な業務」に位置付けられている。子供の家庭が困難な状況で教員が何をすればいいかを考える。
ワークショップB「小学生向けに作られた生成AI環境、ピースAIを体験してみよう」
小学生向けに設計された生成AI環境「ピースAI」についてワークショップ形式で紹介。ピースAI導入の説明会も兼ねているので、導入を進める事も可能だ。
ワークショップC「生成AI×プロンプトサイトで実現! 一人ひとりに合わせたオーダーメイド授業づくり」
特別支援教育で、子供一人ひとりの特性に合わせた「オーダーメイドの授業づくり」を生成AIとの協働で実現。オーダーメイドの授業案づくりを体験できる。
ワークショップD「元気になるミーティング体験! Padlet×ポリシーメイキング×ホワイトボードミーティングを使った元気の出る会議!をやってみよう」
「学年会・経営会議・校務分掌会議がうまくいかない。長時間かかってしまう」……そんな悩みと向き合う教員に3つのツールを利用した会議方法を紹介。
ワークショップE「ないなら作っちゃおう! Canva AIで初めてのアプリ作り」
「ぴったりくる教材がないなら、作ってみよう!」を合言葉に、ノーコード開発の方法を紹介。Canva AIで簡単に学習支援アプリをつくる体験ができる。
ワークショップF「なんでもトークラウンジ」
学校現場でICT支援・導入支援・ICT機器管理を行うMELC支援員が、「なんでもトークラウンジ」と題し、学校でのデジタル化に関する悩みに答える。
14時30分~15時10分 ワークショップセッション②
※同時間帯のセミナー・ワークショップから1つのみ選択可能
セミナーA「全国を行脚して見えてきた『先生の幸せな働き方』」
「今日が楽しく、明日が待たれる学校であふれる社会」をつくるために活動する株式会社先生の幸せ研究所の大野大輔氏が、幸せな働き方のヒントを紹介。
セミナーB「CanvaスプレッドシートとAI機能」
名簿やお知らせなどの文書を一括で作成できるCanvaスプレッドシート機能の使い方や活用アイデアのほか、Canvaに搭載されたAI機能について紹介。
ワークショップG「校務効率化×ICTを管理職の視点で取り組む」
校務の効率化で、Canvaなどのサービスやハードウェアをどう扱うかをワークショップ形式で取り上げる。Canvaアカウントを利用できる端末の持参を推奨。
ワークショップH「学芸会×AI・ICT」
学芸会や劇団作品のように完璧を求めるのではなく、AIやICTを活用して、子供たちと共に創る学習発表会について紹介。子供主体の舞台づくりを考える。
ワークショップI「“無駄”からはじまる、先生の働き方再設計」
自分の教育観を起点に「あえてのムダ」や「意味なき寄り道」を語り合いながら、ICT(ChatGPT)を使って「自分らしい」働き方のアップデートを構想する。
ワークショップJ「やさしいCanvaワーク!簡単アイコンづくりでCanvaに慣れよう!」
子供たちが一番最初に触れる機会として、教育現場で行っているアイコンづくりのワークを紹介。Canvaで簡単に実践できるアイコンづくりを体験できる。
ワークショップK「Padlet×〇〇=ワクワク♾」
『先生のためのPadlet入門』著書の発起人である古矢岳史氏が、Padletを中心に公立小学校でどのようにICTを活用しているか、授業実践例を交えて紹介する。
ワークショップL「退職後の人生設計!長所を第二の人生の糧にする棚卸しワークショップ
教員としての経験を、退職後の起業や新たなキャリアにどう生かすか。20代〜60代まで、それぞれの選択肢を提示し「自分の長所」を見つめ直すワークを実施。