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能登の子供に学びと安心できる居場所を、アラムコとみんなのコードがテックハブ基金を設立
2025年8月18日 08:30
アラムコ・アジア・ジャパン株式会社(以下、AAJ)と特定非営利活動法人みんなのコードは、「アラムコ 能登テックハブ基金」の設立に合意したことを2025年8月15日に発表した。2024年1月1日に発生した能登半島地震で被災した子供たちに対し、学びや体験の機会を提供することを目的としている。
同基金は、地震により学びの機会が減少した10代の子供たちのために、無料で利用できるテクノロジー体験の場「テックハブ」を整備。最先端のデジタル技術やテクノロジーに触れる中で、自分の可能性を発見するきっかけを提供することを目指しており、みんなのコードが運営を担う。
AAJは、サウジアラビアの総合エネルギー・化学企業アラムコの日本現地法人であり、マーケティングや資材調達などを含む事業支援を行っている。代表取締役社長ワリード・エム・ムラッド氏は、「地元の子供たちが気軽に立ち寄れる場所を『テックハブ』として提供することで、新たな一歩を踏み出すきっかけになることを願っている」と語った。
今回の取り組みは、2025年9月から2028年2月末まで実施予定だ。AAJとみんなのコードは、昨年から「アラムコ STEAMチャレンジ」を通じて、公立の中学校・高校を中心としたSTEAM教育の普及・拡大に取り組んでいる。