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沖縄県、AI校務サポート推進事業にみんがくの「スクールAI」を採択
2025年10月10日 14:30

株式会社みんがくは、同社が開発・提供する教育支援サービス「スクールAI」が、沖縄県教育委員会による「AI校務サポート推進事業」の企画競争入札(プロポーザル)において、業務受託事業者として選定されたと発表した。
同事業は、校務特化型生成AIサービスによって教職員の校務負担軽減を実現することを目的としている。教材作成やアンケート集計、文書要約、教育相談、進路相談などの校務を効率化し、教職員の在校時間を短縮することで、教育の質向上につなげる試み。
みんがくは、県立の高校や特別支援学校の計10校に生成AIを導入し、教育的な活用の可能性を調査・検証。教職員を対象とした研修の設計・実施のほか、生徒の学習状況と教員の活用状況の分析、指導資料・ガイドラインの作成、成果と課題の報告などを行う。
スクールAIは、全国の自治体や学校において導入が進んでいる教育現場特化型の生成AIツールで、教科ごとの活用テンプレートや、安全性に配慮したフィルタリング機能、管理機能などが高く評価されているという。
みんがくは、株式会社オーシーシーおよび沖縄県教育委員会と連携しながら、生成AIの先進的な教育活用に関する実践モデルを構築するとともに、全国の教育現場に役立つ知見を広く発信する方針だ。