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みんがく、「GPT-5」に対応したスクールAIの試験運用を開始

株式会社みんがくが、生成AIサービス「スクールAI」にて、米OpenAIが2025年8月7日に発表したAIモデル「GPT-5」の対応を開始したことを発表

株式会社みんがくは、自社が開発・運営する教育向け生成AIプラットフォーム「スクールAI」に、米OpenAIが8月7日に発表した最新AIモデル「GPT-5」を試験運用版に組み込み、一部ユーザーへのトライアルを開始した。

GPT-5は、大学院レベルの数学問題解決能力を有し、ハルシネーション(事実ではない内容や根拠のない情報をもっともらしく生成してしまう現象)を低減するほか、専門家レベルの応答品質が特徴。

特に、従来の一律拒否ではなく、安全域を逸脱しない範囲で可能な限りユーザーに有用な回答を返す「セーフ・コンプリーション」を採用し、安全性が強化されているという。

スクールAIは、生徒の学齢や個別の学習状況に合わせたAIアプリの作成が可能で、第20回 日本e-Learning大賞「経済産業大臣賞」を受賞した「NANDE」の基盤となるサービスである。学習ログから生徒の思考過程を確認でき、個人情報を学習に使用しない設計やハルシネーション抑制機能を備え、文部科学省のガイドラインにも完全対応した。

教育特化型のAIアプリを作成できる「スクールAI」

みんがくは、「教育×テクノロジー」を軸に幅広く事業を展開。今後も最新技術の迅速かつ柔軟な導入と現場の声の反映を進め、学びの質を高めることを目指すとしている。