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業務効率化の実例が満載!『いちばんやさしい 先生が校務に使えるGoogle NotebookLMの教本』

このコーナーでは、教育や子育て、テクノロジーに関する話題の書籍や、読者の皆さまの学びや情報収集に役立つ書籍を紹介します。
『いちばんやさしい 先生が校務に使えるGoogle NotebookLMの教本 人気講師が教える学校業務を効率化するAI活用法』(著者:山本康太/発行:株式会社インプレス/出典:株式会社インプレス、以下同じく)

株式会社インプレスは、書籍『いちばんやさしい 先生が校務に使えるGoogle NotebookLMの教本 人気講師が教える学校業務を効率化するAI活用法』を、2026年1月22日に発売する。同書は、Googleの生成AIツール「Google NotebookLM」を活用して校務負担を軽減し、生徒と向き合う時間を確保するための実践的なガイドブックである。

教育現場ではICT活用が進む一方で、事務作業や資料作成の負担が依然として大きい。同書は、NotebookLMを校務のパートナーとして取り入れ、多忙な日常を改善する具体的な手法を提案している。

同書によると、NotebookLMが教育現場に適している最大の理由は、ユーザーが提供した資料のみを情報源として回答を生成する点にある。これにより、AIが事実と異なる情報を出力する「ハルシネーション」のリスクを抑え、正確さが求められる教員の業務でも安心して活用できるというのだ。

一方で、NotebookLMは資料の準備とプロンプトの工夫が欠かせない。そこで同書は、基本操作を押さえたうえで、校務の場面に合わせたソース例とプロンプト例を多数掲載。校内に散在しがちな引き継ぎ資料やマニュアルを整理し、必要な情報を素早く取り出す使い方を紹介する。

NotebookLMに質問する際に注意すべき点などを解説
NotebookLMへの質問(プロンプト)の例と、それに対する回答の例を掲載
レッスンで利用する資料はダウンロードが可能(書籍発売以降)

同書は全10章で構成し、教員が学校現場の実務に即した活用法を紹介。情報を可視化する「マインドマップ」や、資料を要約して音声で解説する機能、インフォグラフィックの作成にも触れている。

ソースの内容を凝縮した画像を生成する「インフォグラフィック」

音声解説は、作業をしながら内容を確認できるため、忙しい教員の学び直しにも役立つ。併せて「学習ガイド」を使い、ソースの内容をもとに短答形式のクイズや論述形式の問題を作り、理解度を確認する方法も紹介。校務だけでなく、生徒の学習支援に展開できる点もポイントである。

資料を要約して音声で解説する「音声解説」の手順を紹介

校務の具体例としては、職員会議の準備や議事録作成の時短、学校評価や研修の効率化、公文書や報告書の作成、保護者や生徒への対応の整理、授業案や教材づくり、問題や採点基準の作成などを取り上げている。さらに、生徒と一緒にNotebookLMを活用し、学習ガイドを学びのチューターとして使う方法や、作文のフィードバック、探究学習のサポートにつなげる活用も紹介する構成だ。

職員会議の資料をまとめる方法がわかる

NotebookLMの利活用にあたっては、教育委員会が示す教育情報セキュリティポリシーなどを踏まえる必要がある。同書では、安全性や情報セキュリティ、個人情報やプライバシー、著作権、公平性、透明性といった観点を示し、児童生徒の氏名などの個人情報を入力しないことにも注意を促している。

学校現場で使用する際の注意点を明記

著者プロフィール

山本康太(やまもと こうた)
東京都公立中学校主任教諭

早稲田大学教育学部英語英文学科卒業後、2013年より西東京市、文京区、練馬区などで勤務。日頃よりICTや生成AIを活用した授業実践を積極的に行っている。一般社団法人HelloWorld IntEx Labフェロー、文部科学省委託事業英語教育推進リーダー(LEEP)、マイクロソフト認定教育イノベーター(MIEE)、ミライシードDXエデュケーター、WorldClassroom Innovative Educatorなどを務める。

WorldClassroomを活用した英語科の授業実践で、文京区教育研究奨励事業丹羽教育研究奨励賞受賞。
これまでにアントレプレナーシップ教育やオンライン国際交流などの先進的な教育活動を実施し、教育新聞社より取材を受ける。著書に『英語教師・学習者のための生成AI「超」活用術』『生成AIとデザインする! 情報活用型プロジェクト学習ガイドブック 3.0』(共著)がある。

目次

第1章 NotebookLMを使ってみよう
第2章 NotebookLMの機能を活用しよう
第3章 校務に関係する資料をまとめよう
第4章 職員会議の準備や議事録作成を時短しよう
第5章 学校評価や研修を効率化しよう
第6章 公文書や報告書を正確に作成しよう
第7章 保護者・生徒への対応を円滑に行おう
第8章 授業案や教材づくりをAIで時短しよう
第9章 過去問の分析やテスト問題を作成しよう
第10章 生徒と一緒にNotebookLMを活用しよう

書誌情報

書名:いちばんやさしい 先生が校務に使えるGoogle NotebookLMの教本 人気講師が教える学校業務を効率化するAI活用法
著者:山本康太
発売日:2026年1月22日
定価:1,980円(本体1,800円+税10%)
判型:B5変型判
ページ数:208ページ
ISBN:9784295023654
発行:株式会社インプレス

編集部