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学校で安全に生成AIを体験、「みんなで生成AIコース」がキッズデザイン賞

特定非営利活動法人みんなのコードが提供する「みんなで生成AIコース」が、「第20回キッズデザイン賞」の安全・安心向上部門を受賞(出典:特定非営利活動法人みんなのコード、以下同じく)

特定非営利活動法人みんなのコードは、生成AIの動きを学ぶことができるサービス「みんなで生成AIコース」が、特定非営利活動法人キッズデザイン協議会主催の「第20回キッズデザイン賞」を受賞したと2026年8月19日に発表した。

受賞したのは、安全・安心向上部門である。みんなで生成AIコースは、学校の教室で教員の指導のもと、児童生徒が生成AIを体験し、その利点や欠点を含めた特性を学ぶことを想定して開発。みんなのコードによると、2025年3月までの累計利用者数は137,021人となっているという。

みんなのコードは、文部科学省が2023年7月に「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」を発表するなど、生成AIへの関心が高まったことを受け、2023年に同サービスの開発を開始した。パートナー企業の助成や支援を受け、全国の小学校・中学校・高等学校・教育機関に無償で提供している。

同サービスではマイクロソフトのAzure OpenAI Serviceを利用しており、児童生徒とAIの対話内容がAIに学習されない。さらに、Azure OpenAI Serviceには年齢制限がないため、小学生でも利用可能だ。教員は児童生徒の対話内容をいつでも確認でき、生成AIを安心して利用するための支援に活用できる。

児童生徒の利用時間を授業中だけに設定する機能も備える。児童生徒のアカウントを登録する際は、教員のGoogleアカウントかMicrosoftアカウント、もしくはメールアドレスがあれば利用でき、児童生徒の個人情報は登録不要だ。また、チャット画面に利用上の注意事項を表示することで、児童生徒が適切に利用できるように工夫した。

チャット画面に利用上の注意事項を表示

安全対策として、不適切な内容を検知するコンテンツフィルター機能も用意。憎悪、性的な内容、暴力、自傷行為などの不適切な表現を検知するとエラーとなり、その内容を教員アカウントに通知。緊急性が高いと判断された場合は、みんなのコードから担当教員にも直接連絡する仕組みだ。

教育現場で扱いやすい軽量モデルとしてGPT-5 miniを採用しているのも特徴の1つ。高度な性能を維持しながら、安定した動作とスムーズな応答速度を実現できるという。