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下野市が「スクールタクト」を全校導入、小中9年間で児童生徒の学び合いを可視化

下野市教育委員会が、授業支援クラウド「スクールタクト」を採用し、全市立小中学校と義務教育学校で本格活用を開始(出典:株式会社コードタクト)

株式会社コードタクトは、同社が提供する授業支援クラウド「スクールタクト」を栃木県の下野市教育委員会が正式採用し、2026年9月から全市立小中学校と義務教育学校で利用が開始されたと発表した。

下野市は市立小学校8校、中学校3校、義務教育学校1校があり、児童生徒数は約4,400人。同市ではGIGAスクール構想と「第三次下野市教育振興計画」のもと、学びの質の向上を進めている。その中で、教員の業務負担を減らしながら協働的な学びを充実させ、一人ひとりの変化や考えを把握しやすくするため、授業支援システムの導入を検討してきた。

導入にあたっては複数のシステムを比較し、全校での事前検証(トライアル利用)を経て、最終的にスクールタクトの採用を決定。事前検証では、低学年の児童であっても扱いやすい操作性と、授業の進行を妨げない動作の軽快さ・接続の安定性、児童生徒が成果物を共有できる機能、教員が学習の進み具合をリアルタイムで確認できる点などが評価されたという。なお、下野市が授業支援システムを導入するのは今回が初めてとなる。

全12校への一斉導入により、小学校から中学校、義務教育学校まで同じツールを継続して使える環境が整った。進級や進学後に児童生徒が操作方法を覚え直す負担を抑え、授業や学習に集中しやすくする狙いがある。

スクールタクトには、個別・グループ・クラス全体での活動を切り替えながら、児童生徒が作成した内容を互いに閲覧できる機能がある。教員は各自の進ちょくを確認しながら指導が可能だ。また、学年や教科ごとの課題テンプレートを利用することで、教材作成にかかる教員の負担軽減にも活用できるとしている。

コードタクトによると、文部科学省、総務省、内閣府などのICT教育の実証事業に採択されており、国公私立問わず2,800校を超える小学校から大学、学習塾でスクールタクトが導入されているという。

コードタクトは今後も下野市教育委員会や導入校と連携し、「主体的・対話的で深い学び」と同市が目指す教育の実現に向け、スクールタクトの運用や活用を支援していく考えだ。