ニュース

授業支援クラウド「スクールタクト」に、協働的な学びをサポートする機能を追加

 株式会社コードタクトは授業支援クラウド「スクールタクト」に新機能追加などを行った。なかでも「黒板課題」は学級全体でキャンバスが共有できる新機能で、事前に共有グループの設定が不要で準備の負担軽減なく協働的な学びが進むという。

 今回、スクールタクトに追加される機能は「黒板課題」「課題・ルーブリック・ファイル・リンクの予約配布機能」「キャンバスの編集ログを確認する機能」の3つ。

 メインとなる追加機能の「黒板課題」は、教室の黒板を活用するイメージで、スクールタクト上のひとつのキャンバスをクラスで共有、編集することができる機能。児童や生徒は課題を開くだけですぐ書き込みができ、ほかの人の考えもリアルタイムで知ることができる。

 クラス全員で編集するほかに、先生のみがキャンバスの編集ができるように設定することも可能。スクールタクト上で先生の書き込みが見えるようにすれば、黒板が見えにくい場合や遠隔地にいる児童や生徒も取り残すことなく授業を進めることができる。

学級全体での意見の集約、思考ツールでの分類
企画のアイデア出し
学年末の寄せ書き

 コードタクトでは、黒板課題の用途の例を紹介、学級全体での意見集約や思考ツールでの分類、企画のアイデア出し、学年末の寄せ書きなどに使えるとしている。

 また、追加した「課題・ルーブリック・ファイル・リンクの予約配布機能」は、スクールタクト上に準備した課題などを事前に日時を設定して自動配布してくれる機能。「キャンバスの編集ログを確認する機能」は、キャンバスの編集をした人の名前を先生が一覧で確認できる。そのほか、仕様変更があり、重要な授業や課題を誤って削除しないよう、削除を実行する前に、より詳細な確認が入るように変更した。そのほかも軽微な修正や改善が行われているという。

 なお「黒板課題」については活用方法を紹介する無料のオンラインセミナーを実施する。3月14日の16時から16時45分まででZoomを使って配信する。小学校・中学校・高等学校・中高一貫校の先生、都道府県・市区町村教育委員会担当者が対象となる。