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「スクールタクト」の振り返りAI分析機能、授業活用例をまとめた事例集を無料提供

 株式会社コードタクトは、同社の授業支援クラウド「スクールタクト」において授業の振り返りの記述をAIで分析する機能「振り返りAI分析(β版)」を10月から提供中だが、その機能を活用した「振り返りAI分析(β版)実践事例集」を制作し提供を開始した。振り返り機能を授業改善につなげることや、AI活用実践に興味がある先生などに向けたもので、必要事項をフォームに記入することで無料でダウンロードできる。

 振り返りAI分析(β版)とは、スクールタクトの回答欄に、児童生徒が入力した振り返りのテキストを、独自開発のAIによって振り返りの5つの観点に分類する機能。個人やクラスの学びの傾向をレーダーチャートなどで視覚的に把握でき、先生がノート回収して振り返りを読み込んでいた時間を大幅に短縮できるほか、振り返りの記述や分析を通じた授業改善のサイクルを回して主体的・対話的で深い学びにつなげることができるという。

「振り返りAI分析(β版)」の概要

 無料提供する「振り返りAI分析(β版)実践事例集」では、振り返りの機能を解説した上で、スクールタクトを使う先生たちによる振り返りAI分析(β版)を授業にどう取り入れ、次の学びにつなげ方、振り返り指導のポイントなどを、小・中・高の校種・教科別に実践事例を掲載している。

【掲載事例】
(1)①小4(道徳) 約束やきまりを守る
(2)②小4(理科) 季節の移り変わり
(3)③小6(社会) 戦国の世から天下統一に向けて
(4)④小6(算数) 拡大図と縮図
(5)⑤小6(外国語) わたしの街
(6)⑥中3(全教科) テストの振り返り
(7)中3(社会) 基本的人権について考える
(8)高1(情報) AIを活用するために
(9)高2(論理国語) 評論文の読解

 さらに、実践中の2人の先生のインタビューにより、AIが振り返りを分析することにより、先生や子供たちの変化を伝える。

「振り返りAI分析(β版)実践事例集」の内容