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第7回Minecraftカップ「たてもの部門」結果発表、最優秀賞は海外から参加の小学2年生

Minecraftカップ運営委員会が、マインクラフト教育版を活用したデジタルものづくりコンテスト「第7回Minecraftカップ」において、「たてもの部門」の最終審査結果を発表(出典:特定非営利活動法人デジタルものづくり協議会、以下同じく)

Minecraftカップ運営委員会は、マインクラフト教育版を活用したデジタルものづくりコンテスト「第7回Minecraftカップ」において、「たてもの部門」の最終審査結果を発表した。

たてもの部門は「レジリエンスを備えた建物をデザインしよう」が部門テーマで、海外・全国から「490作品」の申し込みがあり、総勢823人の子供達が参加。オンライン投票と審査員による厳正なる審査、審査員による厳正なる書類審査を経て、子供たちの創造性と防災への深い探求心が光る受賞作品を選出している。

「たてもの部門」の最優秀賞は、海外ブロックから出場した「まっこーロンドン」チームの作品「水と暮らすあそぶ」が受賞した。

同作品は、ロンドンに住む小学2年生が制作しており、水と防災をテーマにした都市空間が高く評価された。審査員からは「子供らしい遊び心と楽しさにあふれた作品。視覚情報の整理が巧みで、使用されている画像1つひとつが説得力を持っている」との評価が寄せられている。

たてもの部門【最優秀賞】 作品名:水と暮らすあそぶ(チーム名:まっこーロンドン)

チームの最年長が小学校6年生以下(満12歳以下)で編成されたチームの中から、すぐれたものに与えられる「優秀ミドル賞」には、東京ブロックの「こっぴー@ニコリヒト・ラボ」が選ばれた。

審査員は、「ワールドのコンセプトが伝わる構成力が光っている。アドオンやfunctionを使った技術も高く、ワールド内に施されたレジリエンス対策も具体的で説得力があった」と総評している。

【優秀ミドル賞】 作品名:未来の命を守る!! 防災体験型SmartTower ニコリグリーンモール(チーム名:こっぴー@ニコリヒト・ラボ)

そのほか、優秀ジュニア賞には、那須町立黒田原小学校のKeito、学校賞には東京ブロックのAwesome Future、新人賞にはCoderDojo 黒潮町が選ばれている。また、海外・全国の14ブロックから各1作品に奨励賞が授与された。

■優秀ジュニア賞
作品名 :みんな安心号〜体と心がかいふくできる船〜
チーム名:Keito

【優秀ジュニア賞】 作品名:みんな安心号〜体と心がかいふくできる船〜(チーム名:Keito)

■学校賞
作品名 :Awesome Evacuation
チーム名:Awesome Future

【学校賞】 作品名:Awesome Evacuation(チーム名:Awesome Future)

■新人賞
作品名 :未来を自由にする津波避難タワー
チーム名:CoderDojo 黒潮町

【新人賞】 作品名:未来を自由にする津波避難タワー(チーム名:CoderDojo 黒潮町)

たてもの部門の表彰式は、2026年2月15日(日)に行われる「第7回Minecraftカップ まちづくり部門全国大会・表彰式」と合わせて実施する。会場は、東京大学大学院 情報学環・福武ホールで、上位3チームによる作品発表も行われる。当日の様子は、公式YouTubeでリアルタイム配信される予定だ。

【オンライン配信】第7回 Minecraftカップまちづくり部門 全国大会・表彰式(たてもの部門表彰式)
開催日時:2026年2月15日(日)10時30分〜17時(予定)
※たてもの部門表彰式は、15時40分開始予定
会場:東京大学大学院 情報学環・福武ホール/情報学環・学際情報学府25周年イベント
東京都文京区本郷7丁目3 情報学環・福武ホール