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子供が選んだ「今、一番面白い本」を未来屋書店で展開

特設ページで「ヨンデミー大賞2025」の結果を発表

株式会社Yondemyは、「ヨンデミー」を利用する子供たちが「今、一番面白い本」を投票で選ぶ「ヨンデミー大賞2025」の結果を発表(出典:株式会社Yondemy)

株式会社Yondemyは、同社が提供するオンライン習い事「ヨンデミー」の受講生による「ヨンデミー大賞2025」の結果を発表した。あわせて2025年12月29日(月)から、全国の未来屋書店38店舗にて受賞作品を集めた特設棚を設置する。

「ヨンデミー大賞」は、子供たちが「今、一番面白い」「友だちに教えたい」と思う1冊を投票して決定する読書アワードで、「エランデミー大賞(選書投票)」と「ツタエテミー大賞(感想募集)」の2部門で構成している。

エランデミー大賞は、受講生の膨大な読書データから、特に人気が高かった作品を候補作として選出。子供たちが最もお気に入りの1冊に投票し、大賞を決定した。ツタエテミー大賞では、候補作に対する熱い感想を募集し、子供たちの感性で綴られた「生の口コミ」が未来屋書店店頭の公式POPとして採用される予定だ。

ヨンデミーでは、年齢ではなく、子供の「読む力」に応じた独自指標の「ヨンデミーレベル」に基づき、子供の「読む力」に合わせた選書を大切にしている。同アワードでも、難易度に応じた4つのカテゴリーで受賞作を決定した。

●ヨンデミーレベル

  • ヨンデミーレベル24以下部門:絵本や挿絵付きの児童書
  • ヨンデミーレベル25〜34部門:挿絵を含む、まとまった長さの物語
  • ヨンデミーレベル35〜44部門:複雑な展開や感情が表現された、文字が主役の物語
  • ヨンデミーレベル45以上部門:重厚な世界観のある長編や深いテーマの物語

未来屋書店38店舗の特設棚では、「ヨンデミー大賞」受賞作に厳選された計18タイトルを展示。大人目線で選ばれた本ではなく、子供が子供のために選んだ「おすすめの1冊」を手に取ることができる。さらに、特設棚では二次元バーコードを使って読書レベルを診断できる「ヨンデミーレベル診断」も提供し、子供が自分に合った本を選びやすい仕組みを用意した。

株式会社Yondemyは、2.8万人の受講生が投稿した100万件を超える「読書感想データ」と「顧客基盤」をもとに、子供が心から「面白い!」と共感できる本と出会えることを可能とした。なお、Yondemyでは読書感想データやアプリ内リサーチの知見を活用し、出版プロセス全体を一貫して支援する取り組みを講談社と推進している。

●開催概要
期間:2025年12月29日(月)~2026年2月1日(日)順次開始
 ※一部店舗にて12月26日より先行開始
場所:全国の「未来屋書店」38店舗(特設ページにて店舗リストを公開)
内容:特設棚での受賞作品の展示・販売、子供の口コミPOPの掲出、ヨンデミーレベル判定の提供