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小学生の読書習慣を調査、ヨンデミー利用家庭は「月20冊以上読む子供」の割合が一般家庭の約8倍に

株式会社Yondemyが、小学生の保護者を対象に実施した「読書習慣に関する実態調査」の結果を発表

オンライン習い事「ヨンデミー」を運営する株式会社Yondemyは、小学生の保護者656名を対象に「読書習慣に関する実態調査」を実施し、その結果を2025年5月7日に発表した。

【読書習慣に関するアンケート調査概要】
調査時期:2025年4月11日〜2025年4月21日
調査方法:Webアンケートフォーム・インターネット調査
調査対象:ヨンデミーを利用中の保護者と未利用の一般保護者
回答者数:656名(ヨンデミーを利用中の保護者:453名、未利用の一般保護者:203名)
調査機関:ヨンデミー公式LINE、Lancers

ヨンデミーを利用中の保護者453名と、一般保護者203名に学習マンガや図鑑以外で子供の読書習慣を聞いたところ、ヨンデミー利用家庭は「週5日以上」の割合が55.0%に達した。一方、一般家庭では「週5日以上」が12.3%にとどまっている。

ヨンデミー利用家庭では、本を読む日数について「週5日以上」が55.0%に

「月に20冊以上読む子供」の割合については、一般家庭の4.9%に対し、ヨンデミー利用家庭では39.4%と約8倍の差があった。

「月に20冊以上読む子供」は、一般家庭の4.9%に対してヨンデミー利用家庭では39.4%

1日の読書時間に関する設問では、ヨンデミー利用家庭と一般家庭とも順位が同じで、1位は「10~20分」で2位が「10分未満」、次いで「20~30分」「30分以上」と続く。また、ヨンデミー利用家庭と一般家庭で読書時間に大きな差は見られなかった。

ヨンデミー利用家庭と一般家庭とも、読書時間の最多は「10~20分」

学研教育総合研究所、講談社「子どもの読書実態調査」の調査では、全国平均の読書冊数が月3.1冊となっている。同社によると、ヨンデミー受講者は平均で週に5冊以上の本を読んでおり、有料会員の平均読書冊数は月25.6冊に達しているという。

また、アンケート結果では読書量の増加にとどまらず、子供たちの成長にも変化が見られた。ヨンデミーの受講後、「自分で考えて行動する力が育った」と感じた保護者は約6割に達している。

保護者の約6割が「子供が自分で調べたり、質問したりすることが増えた」と回答

さらに、「自分の考えや意見を言語化するのが得意になった」は半数近く、「他人の気持ちを想像して行動する力が付いた」と回答した保護者は半数以上となった。

「考えや意見の言語化が得意になった」という回答は「非常にそう思う」と「そう思う」の合計で48.4%
全体の51.0%が「他人の気持ちを想像して行動できるようになった」と回答

同社は、ヨンデミーを通して読書が日常の習慣となり、単なる「読書量の増加」だけでなく、「探究心・主体性・共感力といった非認知能力の育成にも寄与している」と調査結果を分析。特に、登場人物の感情や価値観に触れることで、想像力や思いやりといった力が育まれている様子が明らかになったとしている。