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第7回Minecraftカップ、11月1日から地区大会開始 203チームの子供たちが未来のまちを発表

教育版マインクラフトで「未来のまち」を表現する子供たちの作品発表が全国で始まる

特定非営利活動法人デジタルものづくり協議会は、第7回Minecraftカップ「まちづくり部門」の地区大会を11月1日(土)より開催すると発表した。海外と国内の14ブロックに203チームが参加し、優秀作品は2026年2月15日(日)に東京大学で開催する全国大会へ進出する。

今年の大会テーマは「未曾有の災害から人類の命をまもれ」で、まちづくり部門のテーマは「レジリエンスを備えたまちをつくろう」である。参加する小学生から高校生までの子供たちは、教育版マインクラフトで設計した「未来のまち」を地区大会で発表する。

7回目の開催となる今年度は、たてもの部門とまちづくり部門で作品を募集し、21,577人がエントリーしている。まちづくり部門には346作品の応募があり、総勢1,984人の子供たちが参加。10月9日に予選結果を発表し、地区大会に進出する203作品が決定している。

各地区大会では、作品を紹介する1分間の動画のほか、2分間のプレゼンテーションと審査員からの質疑応答を含む審査を実施。各地区から小学生編成1チームの上位1位作品、中高生編成1チームの上位1位作品、計28作品がファイナリストとして全国大会に選出される予定だ。

審査基準

大会は11月1日(土)のイオンモール川口前川(埼玉県川口市)を皮切りに、全国13箇所の会場で順次開催。12月14日(日)のイオンモール新居浜(愛媛県新居浜市)まで続き、海外ブロックはオンラインで開催となる。

前回の地区大会の様子

Minecraftカップは、教育版マインクラフトを活用したデジタルものづくりを通じて、子供たちの創造性や課題解決力を育むことを目的にした大会である。東京大学との共同研究では、大会に参加した子供たちの多くが「創造的態度」が伸びている傾向があることが明らかになっているという。