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第7回Minecraftカップ、小中高生が制作した836作品がオンライン予選へ

第7回Minecraftカップのオンライン投票を9月18日(木)まで実施

 Minecraftカップ運営委員会は、教育版マインクラフトを使った作品コンテストについて9月18日(木)までオンライン投票による予選を実施している。今回のテーマは「未曾有の災害から人類の命をまもれ! ~レジリエンスを備えたまちづくり~」として「たてもの部門」「まちづくり部門」の2部門に836作品が集まった。

 2025年は阪神・淡路大震災から30年、戦後80年という節目から、災害・気候変動・戦争といった予想外のことから守ることのできる街や建物をマインクラフトの世界でデザイン。大変な出来事があっても、人々が支え合い、安心して暮らせる社会をつくる。まちが壊れても、より強く、安全な形でつくり直す。そんな力を持ったまちやたてものをつくることがテーマに込められている。

今回のテーマは「未曾有の災害から人類の命をまもれ! ~レジリエンスを備えたまちづくり~」

 「まちづくり部門」では「レジリエンスを備えたまちをつくろう」という部門テーマがあり、レジリエンス・防災・復興をテーマにした「未来のまち」を設計。

 「たてもの部門」ででは、大会オリジナルの防災ワールドを使用。台風、洪水、地震、津波、土砂災害の5つの災害が起こることが想定されるワールドで、参加者は、住宅街、オフィス街、農場、港(海辺)の4つから1カ所を選択し、被害や防災対策について考えた。

5つの予想される災害
「オフィス街、農場、港(海辺)」4つのエリアから1つを選択

 集まった作品は、9月12日(金)から18日(木)の23時59分までMinecraftカップ会員により、会員マイページからオンライン投票が行われる。

 作品は全国と海外の14ブロックに分けられており、地区ブロックごとに投票する。予選で選ばれる作品は、たてもの部門が各地区5作品の合計70作品。

 まちづくり部門については、11月1日(土)から各地区ごとに開催する地区大会へ出場する作品を小学生編成、中高生編成からそれぞれ上位作品を選び、28作品が予選通過となる。

前回の地区大会の様子

 まちづくり部門の地区大会では、地区大会独自の特別賞も選ばれる。地区大会の日程はすでに決まっており、会場についても一部を除いて決定し、各地のイオンモールなどで開催。海外ブロックについてはオンライン開催となる。

 さらに、全国大会は2026年2月15日(日)に東京都文京区の東京大学大学院 情報学環・福武ホールで開催予定だ。

前回の全国大会の様子