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京王電鉄がマイクラコンテストを開催、子供たちが沿線の街や未来の橋本を創造
2025年10月1日 10:30
京王電鉄株式会社は、中学生以下を対象とした「第1回 KEIO eSPORTS LAB.マインクラフトコンテスト」を開催することを発表した。参加費は無料で、エントリー期間は2025年10月1日(水)から2026年1月11日(日)まで。2026年2月22日(日)に橋本駅周辺で実施予定の受賞作品発表会に現地参加できることが参加条件となる。
同コンテストは、京王電鉄と株式会社TechnoBlood eSportsが共同運営するプログラミングスクール「KEIO eSPORTS LAB.」による取り組み。鉄道会社主催のマインクラフトコンテストとしては、全国初の開催となるという。
コンテストの応募部門は、京王沿線の「好きな場所」を再現する「自由制作部門」と、「未来の橋本」をテーマに創作する「テーマ制作部門」の2つ。応募は個人または5名以内のチームで行い、スクリーンショット6枚と作品説明文(200から400字)をオンラインで提出する。
審査では「調べる力」「ひらめく力」「つくる力」「やりとげる力」「テーマへの思い」の5つの観点を設定しており、調査や計画性、独自のアイデア、作品の完成度、そしてテーマに対する想いがどれだけ表現されているかが問われる。
コンテストに先立ち、マインクラフト初心者を対象にした無料体験会を沿線各地で全10回開催する。講師による基本操作のレクチャーや、京王沿線を再現したワールドでの冒険体験、プログラミングを使った課題解決などを通じて、遊びながら学べる構成となっている。体験会は事前予約制で、調布市や多摩市、日野市、世田谷区、渋谷区、武蔵野市などで順次実施。参加申込は、Peatixで受け付けている。
受賞作品は、2月22日(日)の発表会で披露され、表彰状や記念品が贈られる予定となっている。惜しくも入賞を逃した場合でも、参加者全員に参加賞が贈られるなど、「挑戦したこと」に価値を置く取り組みとなっているのが特徴。
京王電鉄は、2023年からeスポーツを通じたまちづくりに取り組んでおり、プログラミング教育や「京王eスポーツ祭り」などを展開してきた。今回のコンテストは、学びの成果を発表する「開かれたアウトプットの場」を提供し、子供たちの創造力や学習意欲を高めることを目的としている。