DNP、マインクラフトを活用したワークショップモデルを提供

教育版マインクラフトを活用したワークショップのイメージ

大日本印刷株式会社（以下、DNP）は、教育版マインクラフトを活用したワークショップモデルを11月27日に提供開始した。XRコミュニケーション事業「DNPゲーム活用教育サービス」の中で、自治体・企業・教育機関などに提供。「学び・共感」を通じた生活者との新しい接点づくりを支援する。

ワークショップは1回あたり3～4時間で、社会課題の解決をテーマとした“デジタルものづくり”を体験できる。子供たちはチームで協力して、発想から制作、発表まで行う。これによりゲーム空間にとどまらず、実際の対話や協働を通じて“発見・実践・振り返り”を繰り返し、SDGsをはじめとした社会課題への理解を深め、社会の仕組みを探究可能だ。

このワークショップモデルは、自治体の次世代育成や、企業のESG（環境・社会・ガバナンス）活動・周年事業・人材採用イベントなどで活用することを想定。教育機関では、探究学習や地域との連携授業に生かし、社会貢献と魅力ある学校づくり（独自の教育価値の創出）をともに実現するという。

プログラムの開発・販売には、教育版マインクラフトの普及に努めるNPO法人デジタルものづくり協議会が協力している。

なおDNPは、デジタルものづくり協議会が運営する「第7回Minecraftカップ」のブロンズパートナーとして、2025年11月30日（日）に開催される東京ブロック地区大会で、DNPプラザ（東京都新宿区）での会場運営をサポートする。

DNPプラザで開催される、第7回Minecraftカップまちづくり部門地区大会【東京ブロック】

マインクラフトで作成した、DNP市谷加賀町ビルのイメージ

Minecraftカップは、教育版マインクラフトで制作した作品を中高生が競う日本最大級の“デジタルものづくり”コンテストで、約2万人が参加している。