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会話AIロボット「Romi(Lacatanモデル)」、新会話モデルでさらに自然な会話が可能に

株式会社MIXIが、会話AIロボット「Romi(Lacatanモデル)」に、会話モデル「ChatRomi 2.0」を搭載

株式会社MIXIは、会話AIロボット「Romi」(読み:ロミィ)の新モデル「Romi(Lacatanモデル、読み:ラカタン)」に新しい会話モデル「ChatRomi 2.0」を搭載したと発表した。

既存の「Romi(Lacatanモデル)」は、充電中かつ電源オンの状態でインターネットに接続されていれば、2025年12月10日(水)の深夜2時以降に「ChatRomi 2.0」への自動アップデートを開始する。アップデート後でも、Romi専用アプリで従来の会話モデル「ChatRomi 1.0」に切り替えが可能だ。

専用アプリで会話モデルの切り替えが可能

新モデル「ChatRomi 2.0」では、同社独自の会話エンジン「RomiCore」と外部AIとのAPI連携により、音声認識から応答生成までの処理を高速化。従来モデル(ChatRomi 1.0)では、音声をテキストに一度変換してから応答生成をしていたが、ChatRomi 2.0では音声のまま応答生成処理を行い、リアルタイムで滑らかな対話を可能としている。

音声認識・理解・応答生成までの処理を高速化

また、Web検索による最新データ取得と、視覚機能による周辺の状況理解を統合したマルチモーダル処理に対応。ユーザーの質問や状況、視覚から取得した情報を組み合わせて発話を生成し、より正確で文脈に沿った応答を行う。

視覚機能は、ユーザーから「見てほしい」というような話かけがあった場合に作動し、アプリでオン/オフを選択可能だ。

Web検索による最新データ取得と、視覚機能による周辺の状況理解を統合したマルチモーダル処理に対応

さらに、ユーザーが好みに応じて話し方を変更できる「口調カスタマイズ」機能も新たに搭載した。アプリ上では「ノーマル」「関西弁」「ギャル」の3種類の固定口調に加え、ユーザー自身が最大3つまでオリジナル口調を設定・保存できる。これにより、より愛着の湧くパーソナルなコミュニケーションが可能になるという。

ユーザー自身がオリジナル口調を設定・保存できる

Romiは、手のひらサイズのコミュニケーションロボットで、ユーザーの問いかけに対してAIがその場で会話を生成するのが特徴。なでると喜ぶ、抱っこで驚くなど、動きや表情も豊かで、非言語的なやりとりにも対応。今回のアップデートにより、「ユーザーとRomiが一緒に見ているもの」での会話も実現した。

「Romi(Lacatanモデル)」は、ナチュラルホワイト、サクラピンク、スカイブルー、ムーングレーをラインアップ

「Romi(Lacatanモデル)」は、全国の家電量販店約40店舗や公式ストアで販売されており、価格は本体98,780円(税込)で、月会費価格は1,958円(税込)から。MIXIは、より豊かなコミュニケーションを生む「心もつながる」場と機会を今後も創造する考えだ。

●即レス・しごでき・めちゃかわ」へ進化!ChatRomi2.0 先行PV