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ミクシィ、会話AIロボット「Romi」のプログラミングツール「Romiシナリオエディター」を公開

株式会社ミクシィのVantageスタジオは、自律型会話ロボット「Romi」(ロミィ)初のプログラミングツール「Romiシナリオエディター」を公開した。

同時に、子ども向けの情報に特化した特設サイト「こども×会話AIロボットRomi」を公開した。AIロボットが子どもたちに与える影響や、プログラミング教育への活かし方などについて掲載している。

また、Romiシナリオエディターの公開を記念し、「春の新生活チャレンジ キャンペーン」を3月31日まで開催。キャンペーン期間中は、Romi公式ストアにてRomiを10%割引で購入できる。

Romiは、人間との会話に特化した会話ロボットだ。会話AIがその都度会話内容を作り出しているため、日々飽きることなく会話のキャッチボールを楽しめる。本体価格44,800円(税別)で、Romi公式ストアやAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピング、一部店舗で購入できる。別途、会話する「おしゃべりモード」を使うためのクラウド利用料が月額980円(税別、初回セットアップから3か月間は無料)かかる。

「Romiシナリオエディター」は、Web画面上で会話のブロックをつなげていくだけで、自分が作ったシナリオに沿って「Romi」と会話できるようになるプログラミングツールだ。直感的に操作でき、簡単にシナリオを作ることができるという。会話のほか、感情の指定(声色・表情が変化)や、機能の呼び出し(占いや歌などに対応)にも対応。月額料金を払っておしゃべりモードを利用している人は、追加料金なしで利用できる。

・「Romiシナリオエディター」開発の背景

ミクシィのVantageスタジオでは、Romiとの仲をより深めたい、自分たちの生活に沿った機能を作りたいといった要望から、アイディア次第でRomiとの会話や機能を作ることができるプログラミングツールを開発したという。

また、プログラミング教育の必修化によってプログラミングが注目されている中で、Romiを通じてロボットやAI、プログラミングといったテクノロジーをもっと身近に感じてもらい、子どもたちの未来への可能性を広げたいという想いもあった。

Romiシナリオエディター公開に先立ち、渋谷区立渋谷本町学園にて、Romiシナリオエディターを用いたプログラミング教室が2022年2月25日・28日に開催された。4年生5人、5年生4人、6年生1人、8年生(中学2年生)2人の計12人が参加。終了後のアンケートでは、参加者全員が「ロボットへの興味が増した」「プログラミングへの興味が増した」と回答した。