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Kids VALLEY、渋谷区の全小中学校で課題解決型学習の授業支援を展開

GMOインターネットグループが地域課題の情報収集について、渋谷区立幡代小学校の2年生にレクチャーする様子

東急株式会社(以下、東急)、株式会社サイバーエージェント(以下、サイバーエージェント)、株式会社ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)、GMOインターネットグループ株式会社(以下、GMO)、株式会社MIXI(以下、MIXI)、渋谷区教育委員会の6者は、共同で取り組んでいる教育支援プロジェクト「Kids VALLEY 未来の学びプロジェクト」において、2024年度から渋谷区内の全公立小中学校に対し、「課題解決型学習(PBL)」の授業支援を行うことを発表した。

同プロジェクトは、渋谷を拠点とする企業5社と渋谷区教育委員会が提携し、次世代に必要な資質・能力を持った人材輩出を目指すもの。2019年からスタートし、渋谷区内の小中学校にプログラミング教育の授業支援などを行っている。

また2023年度は、一部の小中学校で「課題解決型学習(PBL)」の授業支援を実施し、各社のリソースを活用した講師・サポートスタッフの派遣を行った。

MIXIが鉢山中学校の2年生を対象に実施した、micro:bitとPythonを利用したアプリ制作授業の様子
MIXIが渋谷本町学園中学校の2・3年生を対象に実施した、デザイン思考による課題解決型授業の様子

2024年度からは、渋谷区がすべての公立小中学校で午後の授業時間に「シブヤ未来科」と呼ばれる探究学習が割り当てられることになったため、PBLの取り組みを拡大させて、全公立小中学校で実施する。これまで一部の学校のみで実施していた授業を区内全校に拡大することで、子供たちが自ら問いを設定し、解決する能力を養うことを目指す。