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足立区、区立小学校でAI型教材「Qubena」の採用学年を拡大
2025年4月18日 15:00
株式会社COMPASSは、同社が提供する学習eポータルAI型教材「Qubena(キュビナ)」が、東京都足立区の全区立小学校において、1・2年生が4月から利用を開始したことを2025年4月18日に発表した。
足立区では、「教員の授業力の向上」と「個に応じた学習の充実」を2本柱として、児童生徒の学力の確実な定着を目指すさまざまな取り組みを進めてきた。特に、小中学校における学力向上の取り組みとして、2022年から小学校3〜6年生と中学校全学年で、約35,000人の児童生徒がQubenaを利用している。
今回の導入は、導入学年におけるQubenaの利用定着と、導入による「個に応じた学習」の効果から試行利用を経て小学校1・2年生への採用拡大に至ったという。
Qubenaは、児童生徒一人ひとりの習熟度に応じた問題をAIが出題し、個別最適な学びを実現する教材である。2021年度には小中学校5教科対応版をリリースし、2022年9月にはMEXCBTとの連携を実施。学習eポータル+AI型教材「Qubena」として学習eポータルのサービス提供を開始した。
現在、全国で170以上の自治体、小中学校約2,300校で100万人以上が利用しており、累計解答数は25億件を超える。COMPASSは、今後も「子供たちを中心としたシームレスなデジタル学習基盤」の構築を目指す方針だとしている。