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Qubenaと学校図書のデジタル教科書が連携、東京都町田市で学習効果の実証開始

株式会社COMPASSの「Qubena」が東京都町田市内の市立小学校にて、デジタル教科書とAI型教材の連携による学習効果の実証を開始

株式会社COMPASSは、AI型教材「Qubena(キュビナ)」と学校図書株式会社が提供するデジタル教科書との相互連携機能を実装し、東京都町田市内の公立小学校で学習効果の実証を開始したことを発表した。

同機能は、デジタル教科書と教科書に準拠した問題を搭載したQubenaのAI型教材を相互接続するもので、双方をシームレスに行き来しながら学習を進められる。例えば、デジタル教科書に表示されたアイコンをタップすると、教科書に準拠したQubenaの問題にジャンプし、教科書で学んだ内容をすぐに練習できる。

デジタル教科書からQubenaへの遷移

逆に、Qubenaの問題画面に表示される[教科書]のアイコンをタップすると、対応するデジタル教科書の該当ページにジャンプし、教科書の画面で詳しい内容を確認することが可能だ。

問題画面から[教科書]をタップしてデジタル教科書の該当ページを表示できる

1つ1つの問題だけではなく、単元単位や小単元、問題グループなとに、[教科書]アイコンを用意しているため、問題に取り組む前後に教科書の解説内容をすぐに確認できる。

小単元の見出しからも教科書の該当ページを表示できる

町田市での実証実験は、Qubenaを導入している町田市内の市立小学校を対象に、2024年12月まで実施する。対象児童は、小学校5年生と6年生の計294名で、算数の授業において同機能による学習効果の実証を行う予定となっている。