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Qubena、新規無償利用の自治体を募集開始

応募期間は7月31日まで

働き方改革支援実証に参加する新規自治体の募集を開始

株式会社COMPASSは、AI型教材「Qubena」を利用した働き方改革支援実証を本年度に実施し、実証に参加する新規自治体の募集を開始することを発表した。実証期間中、自治体の小中学校全校でQubenaを無償で利用できる。

Qubenaは、AIが児童生徒一人ひとりの習熟度に合わせて最適な問題を出題するアダプティブラーニング教材で、小中学校の算数/数学・英語・国語・理科・社会の5教科に対応している。

タッチパネルに対応したPCやタブレット端末とインターネット環境があればどこでも学習可能で、教員用の管理画面で児童生徒の学習履歴をリアルタイムに管理することが可能だ。

東京都千代田区立麹町中学校で実施した実証では授業時間を約半分に短縮し、成績向上や学習意欲向上などの成果が出ているという。2022年9月にはMEXCBTと連携し、学習eポータルのサービス提供を開始した。全国170以上の自治体と、小中学校約2,300校で100万人以上が利用している。

今回の実証では、アンケートによって教員の働き方の変容と、Qubenaの学習ログとアセスメントによる学力向上の2点を検証する。実証期間は2024年8月から2025年3月末までで、実証期間内はQubenaの全機能を無料で利用できる。

募集対象は自治体の教育委員会で、全小中学校が無償利用可能だが、実証対象となるのは小中2校ずつのみ。応募期間は2024年6月10日から7月31日まで。これまでにQubenaの無償トライアルを利用していないことや実証結果の公開に同意することなどが応募条件となっている。

詳しい応募条件は申し込みフォームで確認できる。応募自治体が上限に達し次第、締切となる。