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小中学校の761人が利用、AI型教材「Qubena」を北海道森町が正式採用

北海道森町においてAI型教材「Qubena」が正式採用されたことを発表

株式会社COMPASSは、同社が開発・提供する学習eポータル+AI型教材「Qubena」が、北海道森町の全小中学校に正式採用されたことを発表した。同教材は、町内の小学校1年生から中学校3年生までの761人が利用するという。

森町では、生涯を通じて学び続ける環境整備を掲げ、ICT活用教育推進事業を重点施策としている。2023年度には、1人1台端末を更新し、主体的・対話的で深い学びを実現するための授業改善に取り組んでいる。

森町教育委員会は、個別の学習ニーズに応じた教材準備が可能である点や、手書き教材が豊富なこと、AIによる習熟度に応じた出題ができる点を高く評価し、全校への導入を決定した。さらに、同教材の導入によって、教員の働き方改革と教材準備の効率化に期待を寄せている。

COMPASSは、2022年9月にMEXCBTとの連携を実施し、学習eポータル+AI型教材としてサービスを提供している。同教材は、170以上の自治体および、全国約2,300校の小中学校・100万人以上の児童生徒に提供しており、累計解答数は25億件を超えるという。