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AI型教材「Qubena」、学習データの可視化を強化する「教員向けダッシュボード機能」をリリース

学習eポータル+AI型教材「Qubena(キュビナ)」が教員向けダッシュボード機能をリリース

株式会社COMPASSは、同社が開発する学習eポータル+AI型教材「Qubena(キュビナ)」において、教員向けダッシュボード機能をリリースしたと発表した。

同機能により、教員はクラスごと、あるいはクラス横断的に学習データをリアルタイムで俯瞰(ふかん)的に確認できるようになり、よりスムーズに児童生徒の理解度に応じた指導が可能となる。

教員向けダッシュボードのイメージ

1人1台端末環境の整備に伴い、教育現場ではさまざまなデジタルサービスの導入・活用が進んでおり、教育データの利活用が注目されている。同社は、AIドリルの学習データの有効活用が、子供たち一人ひとりに最適化された学びを実現するために不可欠であるとの考えから、同機能をリリースするに至ったという。

同機能では、以下の3つの切り口からデータカードを作成し、学習状況を直感的に把握できる。

●教科ごとの総解答数
各教科の解答数を集計し、クラスごと、あるいはクラス横断的に学習量や取り組み状況を簡単に把握できる。

●単元習熟度
クラスごと、あるいはクラス横断的に理解が進んでいない単元を特定し、重点的な指導を行うことが可能になる。

●児童生徒ごとの正答率
サポートが必要な児童生徒を特定して個別指導の参考にしたり、進度が速い児童生徒を把握し、さらなる発展学習の機会を提供したりすることが可能。

データカードは、新規作成・編集・削除・移動が可能であり、教員の個々のニーズに応じて柔軟にカスタマイズできる。同社は今後、利用する教員のフィードバックをもとに、機能の拡張や改善を順次行い、より進化させるとしている。