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AI型教材「Qubena」日本文教出版のデジタル教科書と連携へ
2025年2月26日 17:00
株式会社COMPASSは、同社が開発する学習eポータル+AI型教材「Qubena(キュビナ)」と、日本文教出版株式会社が開発するデジタル教科書を連携させると2025年2月26日に発表した。
同社は、デジタル教科書と教材がシームレスに接続することが、子供たちの「個別最適な学び」に必要不可欠と捉えており、主要教科書に準拠した問題をQubenaのAIが児童生徒の習熟度に合わせて出題する「キュビナ教科書×AIコンテンツ」のリリースをこれまで進めてきた。
今回の連携では、教科書と教材の接続をさらに一歩進めるため、デジタル教科書とAI型教材をシームレスに行き来できる環境を整え、来年度より実証を開始。児童生徒が教科書の学習内容に関連するドリルや演習をスムーズに学べるようにする。
さらに実際の自治体・学校で実証を行い、デジタル教科書とAI型教材を連携させた場合の学習効果の効果検証を行うほか、ほかのデジタル教科書やデジタル学習サービスとの連携を視野に入れた汎用的なメタデータの在り方を検討するという。
Qubenaは、全国170以上の自治体・小中学校約2,300校で100万人以上が利用しており、累計解答数は15億件を突破。全国の子供たちのアダプティブラーニングによる知識・技能の習得を支援している。