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京都府久御山町、AI型ドリル搭載教材「ラインズeライブラリアドバンス」を一斉導入

京都府久御山町が、ラインズ株式会社が開発するAI型ドリル搭載教材「ラインズeライブラリアドバンス」を一斉導入(出典:ラインズ株式会社、以下同じく)

ラインズ株式会社は、同社が開発するAI型ドリル搭載教材「ラインズeライブラリアドバンス」を京都府久御山町が一斉導入したと2026年6月10日に発表した。

久御山町では、町立の全小中学校4校で2026年4月から利用を開始しており、児童生徒約900人が同サービスを利用して学びを進めている。

久御山町は、「一人ひとりが豊かな人生と社会を創造するために、自ら考え主体的に行動する生きる力の育成」を教育目標に掲げている。基礎学力の定着と、主体的に学ぶ力の育成に取り組んでおり、学習習慣の定着や個別最適な学びの実現を目指し、同サービスの導入を決定した。

京都府久御山町教育委員会によると、抽象的な概念に関する理解や、学習習慣の定着に課題があったという。その解決策として、小中学校の教員が複数のデジタルドリルを比較検討している。

導入の決め手となったのは、子供のつまずきに応じた反復学習や、学習履歴による自己調整能力の育成、家庭と学校をつなぐ学習環境の提供である。学校現場では、学習に集中できるシンプルなUIと適度なゲーム性による学習意欲の向上、AI型ドリルによる個別最適化などを高く評価した。

東角小学校におけるトライアルでは、子供の学習意欲の向上や、学びが止まらない環境づくりに効果が見られた。また、教員の指導改善にもつながる成果も確認されている。学習履歴や正答率を一覧で見られるため、結果だけでなく過程を見て指導できるようになり、個別の声かけがしやすくなった。

同サービスは、AI型ドリルを中心とした豊富なコンテンツにより、子供たちの「主体的な学び」をサポートするのが特徴。習熟度に応じて自動で構成された問題を解くことで、学力の向上を図ることが可能となる。学習履歴から子供自身が学習傾向を把握でき、次の学び方を自分で選ぶ流れを繰り返すことで、学びに向かう力を育むという。

AI型ドリルを中心とした豊富なコンテンツで、子供たちの「主体的な学び」をサポート

久御山町教育委員会では、単なるツール活用にとどまらず「久御山町としてどのような学びを実現するか」を軸に、教育委員会と学校が連携しながらICT活用の発展を目指している。今後は、子供たちが「自分の強み・弱みを理解し、自ら学び続ける力」を身に付けられるような取り組みを進める考えだ。

●ラインズeライブラリを活用した1日の流れ(大分県竹田市)

●ICTを活用した不登校を始めとする長期欠席生徒支援の取り組み(福岡県桂川町立桂川中学校)