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宿題にAI「アリ」は4割、自由研究は7割が許容 SHIFT AIが小学生の保護者722名に調査

株式会社SHIFT AIが、小1〜小6の子供を持つ保護者722名を対象に、「夏休みの子供のAI利用に関する保護者アンケート調査」を実施(出典:株式会社SHIFT AI、以下同じく)

株式会社SHIFT AIは、全国の小学校1〜6年生の子供と同居する20〜50代の保護者722名を対象に実施した、夏休みにおける子供の生成AI利用に関する調査結果を2026年7月24日に発表した。

子供の生成AI利用について、保護者が利用を把握している割合は23.0%、利用しているものの詳しい内容を把握していない割合は14.7%で、合計37.7%となった。「使っていると思うが、確証はない」の回答を加えると、45.2%に達する。

小学生の37.7%が生成AIを利用

子供の生成AI利用を把握している166名の保護者に用途を聞いたところ、最も多かったのは「学校の宿題」の56.0%だった。次いで「調べもの」(50.6%)、「自由研究・工作のアイデア出し」(47.6%)が続く。

利用用途の上位は、「学校の宿題」「調べもの」「自由研究のアイデア出し」

夏休みの宿題に生成AIを使うことについては、「積極的に活用させたい」と「内容によっては使ってよい」の合計で42.1%となり、過半数には届かなかった。

夏休みの宿題にAIを使うことは42.1%が「アリ」と回答

生成AI利用の許容度が最も高かったのは「自由研究のテーマ決め・アイデア出し」の67.0%で、「わからない問題の解説」が64.1%で続いた。一方、「作文・日記」は31.3%、「読書感想文」は32.7%にとどまっている。考えるきっかけや問題を理解するための補助では利用が認められやすく、子供自身が考えて文章を書く課題では慎重な回答が多い。

「自由研究のテーマ決め」は67.0%で、「作文・日記」は31.3%

子供が宿題で生成AIを使うことについては、「賢い使い方であり、むしろ推奨したい」「内容次第で、使い方を学ぶ機会になる」の合計が54.7%だった。これに対し、「答えを写すだけなら『ズル』だと思う」と「基本的に『ズル』であり、好ましくない」を合わせた回答は44.8%となり、評価が分かれた。

「推奨/学ぶ機会になる」の54.7%に対し、「答えを写すだけならズル」+「基本的にズル」は44.8%

子供が夏休みに生成AIを使う予定については、「親子で一緒に使う予定」が19.5%、「子供本人に使わせる予定」が21.5%で、合計41.0%だった。「使わせる予定はない」は40.9%で、利用予定のある家庭とほぼ同じ割合となっている。

子供に生成AIを使わせる予定は二分

保護者の生成AI利用頻度によっても回答に差があった。生成AIを月に数回以上使う保護者426名では、58.5%が宿題での利用を「アリ」と回答している。ほとんど使っていない、または使ったことがない保護者296名では18.6%にとどまった。

宿題での生成AI利用を学びの機会と捉える割合も、生成AIを使う保護者は64.6%、使わない保護者では40.5%だった。保護者自身の利用経験と、子供の宿題における生成AI利用への評価に差が表れた形だ。

保護者の生成AI利用頻度によって「宿題AI」の評価が分かれる

SHIFT AIでは、保護者は生成AIを「答えの代行」としてではなく「学びの伴走」として子供に使わせたいと考えており、頭ごなしの禁止でも無制限の許容でもない、現実的な線引きを模索し始めていると分析。家庭に必要なのは「使わせるか/禁止か」の二択ではなく、どう使わせるかが重要としている。

■調査概要
調査期間:2026年7月8日〜7月11日
調査対象:全国の小学1〜6年生の子供と同居する保護者 20〜50代 男女
対象人数:722名(子供の用途は利用者166名を集計)
調査方法:インターネットリサーチ/実施機関:株式会社SHIFT AI